さらば現実5
このブログでは、今年(2016年)を、VR元年として捉え、各社のVRデバイスや、周辺の情報を中心に書いてきた。
(さらば現実!?)
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まあ、オキュラス体験というところか。
(さらば現実2)
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StarVRの記事も載せた。
(さらば現実3)
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本命と考えられる、ソニーのPlayStation VR見参。
(さらば現実4)
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穴馬的存在のHTC Viveも取り上げた。
今回は、既にVRの起爆剤として、ボール紙製のゴーグルを提供してきたグーグルが、新たなデバイスを出すというので取り上げる。
(グーグル、新たなVRヘッドセットを2016年中に発売か)
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「スマートフォンと組み合わせて使う新しいヘッドセットは、Googleが2014年に発売したVRビューア「Google Cardboard」の後継で、改良したセンサとレンズを固いプラスチックの筺体に収めたもの」
「この動きは、IT企業各社がVRに示してきた関心の高まりをいっそう強調するものだ。」
「プラットフォームとしてのVRは今なお最初期の段階であり、Cardboardは第一歩にすぎないが、われわれはこれまでに見てきた進歩に興奮している」
うーん、慎重な姿勢だなあ。
(Googleが新型仮想現実ヘッドセットを開発中か)
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「Cardboardと異なり、本体はプラスチック製で、より高品質のレンズやセンサーを用いる。」
「スマートフォンを利用する従来のヘッドセットは、ディスプレーに表示される画像がユーザーの頭の動きよりも遅れる「レイテンシー」が生じるため、いわゆる「VR酔い」が起きる。GoogleはモバイルVRにあるこうした問題を解消したいと考えており、ハードウエアとソフトウエアを改善する。」
かなり具体的に検討してるじゃないの!。
「GoogleのVRへの取り組みについては先ごろ、同社がこの技術分野に特化した部門を新設したと伝えられた。報道によると、新部門の責任者には、これまで「Gmail」「Drive」「Docs」などのGoogle AppsとVR事業を率いていたClay Bavor氏が任命された。」
選択と集中ってやつね!。
いよいよ、大所が揃ってきたが、マイクロソフトには、大きな動きはない。
スマホの画面を使うという方式は、サムスンのGear VRというのもある。
Galaxy S6とかの販促グッズの域を出ないが、誰もが手軽に体験できるという点では、優れた方法だ。
しかし、専用ヘッドギアには遠く及ばない。
そこを、どうするのか。
グーグルが、いよいよ勝負に出てくる予感がする。
従来のビジネスモデルを根底から覆しかねない、パーソナルなアイテムだけに、慎重さも求められる。
グラスでケチをつけたグーグルが、どういうアプローチを採るのかも見ものだ。
OSから弄れるグーグルやアップル(そしてマイクロソフト?)と、徐々に外堀は埋まりつつある。
マンマシンインターフェースの革命は、OS抜きには語れない。
そして、チップレベルから弄りだせば、確実に世界が変わる。
VR対応チップのないグラボは、一気に消える。
パソコンの前には、モニターの代わりにヘッドギアが置かれるようになるのだ。
今からでも遅くないから、タッチタイピングの特訓でもしようかなあ?(そういうことじゃ、ないんじゃね?)。
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