有る・余る
アル・アマルという名前(アラビア語で「希望」という意味だそうだ)の火星探査機が、こともあろうに、我が国のH2Aで打ち上げられることになったらしい。
(UAEの火星探査機、H-IIAロケットで打ち上げ決定 日本と宇宙探査で協力へ)
[URL]
「UAEの火星探査機「アル・アマル」(Al Amal)はアラブ諸国初の火星探査機。」
「アル・アマル」で検索すると、ベリーダンス・スタジオ関係がいっぱい出てきて、腰周りに自信がありそうなおばちゃん達が、にこやかに笑ってる写真が見られるが、もちろん、何の関係もない(たぶん・・・)。
どんな衛星だろうと、調べてみると、けっこうまともな感じだ。
(Technical Specifications)
[URL]
「・Weight:1,500 kg including fuel
・Data bandwidth:1.6 mbps at Mars’s closest point to earth
・Dimensions:2.37m wide, 2.90m tall (excluding solar panels)
・Navigation sensors:Star trackers Sun sensors
・Structure:Aluminium frame with lightweight aluminium honeycomb panels
・Thrusters:Four to six large 120-Newton thrusters for acceleration and braking
Eight to 12 small 5-Newton thrusters for delicate manoeuvring
・Solar panels:Three extendable 600W solar panels
・Positioning:Set of internal Reaction Wheels to rotate the probe around three axes
・Antennae:High-gain (directional) antenna with 1.5m dish
Additional non-directional low-gain antennas」
我が国がかつてMーVロケットで打ち上げたのぞみと比べると、3倍近い重量である。
(のぞみ (探査機))
[URL]
「541kg(打ち上げ時重量)」
この中に、しこたま観測器を積んだ。
「観測機器:
・MIC:火星撮像カメラ
・UVS:紫外光撮像器
・XUV:極端紫外光撮像器
・MDC:ダストカウンター
・EIS:高エネルギー粒子計測器
・ESA:電子エネルギー分析器
・ISA:イオンエネルギー分析器
・IMI:イオン質量分析器
・MGF:磁場計測器
・PWS:プラズマ波動サウンダー
・LFA:低周波波動観測器
・PET:電子温度プローブ
・NMS:中性粒子質量分析器
・TPA:熱プラズマ分析器」
(科学機器:詳細はこちら)
[URL]
金がない我が国は、1度の打ち上げで、可能な限りの観測を行おうとするわけだな。
UAEとの、本質的な違いを感じる(アル・アマル=有る・余る???)。
のぞみは、残念ながら、火星周回軌道に投入することは出来なかった。
「のぞみは今後、数億年にわたって火星とほぼ同じ軌道をまわり続けると考えられている。」
アル・アマルの動画もある(ロケットは、三菱のじゃありませんが)。
(UAE unveils Mars mission plan:動画出ます)
[URL]
聞きやすい英語で、自動翻訳で字幕を流すより理解できそうだ。
仕様によれば、リアクションホイールによる3軸姿勢制御を行うとあるので、火星に着けば衛星の回転は止まるんだろうな。
アラビア語バージョンの動画もあるが、たぶん、同じ内容なんだろう。
(MARS〓〓〓〓〓 〓〓〓〓〓〓〓〓 〓〓〓〓〓 〓〓〓〓〓 〓〓〓〓〓〓〓〓 〓〓〓〓〓〓 :動画出ます)
[URL]
解説も、生き生きしているような気がする(もちろん、浮沈子は、さっぱり分かりません)。
搭載される観測器もシンプル(3つ?)で、背伸びしない姿勢がいいな。
(三菱重工、UAEの火星探査機の打ち上げを受注 - 2020年にH-IIAで打ち上げ)
セコメントをする