スピード94
リベリアが、ギニアとの国境を閉鎖した。
(リベリア、ギニア国境を閉鎖 エボラ熱で死者の発表受け)
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「リベリア政府は、隣国ギニア南部でエボラ出血熱により5人が死亡した恐れがあるとの発表を受け、ギニアとの国境を全て閉鎖した。」
リベリアが、この流行で国境を閉鎖したのは2年前の7月。
その後、沈静化を経て、解除されていた。
今回は、予防措置ということらしいが、羹に懲りて膾を吹く対応になったらしい。
(エボラ出血熱再発、ギニアで5人死亡 保健当局)
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「エボラ出血熱が再発生して以降、これまでに5人の死者が記録されており、うち3人は感染と推定、別の2人は感染が確認されている」
「ンゼレコレ(Nzerekore)市でも、エボラウイルスの陽性反応が出ていた男性が21日に死亡した」
地域的拡散が確認されたわけで、同一家族内に留まらず、感染が拡大していることを示している。
「犠牲者と接触があったとみられる961人に対しては今後、経過観察を行う予定」
2年前からエボラウォッチを続けている浮沈子から見ると、つまり、現時点では、何もやっていないということになる。
西アフリカ的対応というか、なんというか・・・。
この報道の中に、ドキッとする記述があって、浮沈子の頭は一瞬、パニックになりかけた。
「現在、エボラの犠牲者らとの接触によって感染した恐れのある数百人について調査が進められている。シラ氏によると、調査の重点は「(犠牲者らの)埋葬に誰が来たか、見舞いに誰が来たか、死体を誰が洗ったか」に置かれているという。」
今回の流行のキーワードであった、会葬者による死体の洗浄。
まだやってるのか・・・。
塩とか、海苔とか、お茶の代わりに、会葬御礼に、エボラお持ち帰りでどうする?。
「ギニア政府は、夫婦の家族の住居周辺に隔離エリアを設置するとともに、同地域での他の潜在的なエボラ患者の戸別捜索を実施すると発表した。」
WHOは、初期介入を検討しているのかもしれないが、おそらく出遅れるに違いない。
トレースしなければならない約1000人の関係者を、限られた人員でフォローすることは不可能だ。
しかも、コロパラからンゼレコレ市内へと、地域的拡散は既に始まっている。
おまけに、AFPの報道には、誤謬もある。
「コロパラ村は、今回の大流行で2013年12月に最初のエボラ出血熱患者が登録された場所と同じ地域にある。」
ンゼレコレ県が、登録されたのは、2014年3月であって、初発と推定されている12月の時点では、報告はない。
(2014年の西アフリカエボラ出血熱流行:流行の始まり)
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「流行は、2013年12月にギニアで始まった」
「最初期の感染者の疑いがあるとされている人の居住県として、コナクリ(4名)、ゲケドゥ(4名)、マセンタ(1名)、ダボラ(1名)が挙げられている。」
「ギニア保健省の3月25日の報告では、ギニア南東部のゲケドゥ、マセンタ、ンゼレコレ、キシドゥグでの発生が伝えられている」
情報の風化は、アフリカ情報には強いはずのAFPでも、既に始まっているのだ。
ちょっと、ヤバイ感じもする。
浮沈子は、流行初期の過剰な資源投入を、以前から主張している。
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