準天頂衛星の秘密?
GPSを高精度化し、誤差数センチメートルに追い込むことができるということは、これまでも報道されてきた。
(衛星みちびき 日本版GPSを有効に使おう)
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「特殊な受信機を使うことで、誤差6センチ程度の高精度の測位もできるようになる。」
(【CEATEC 2017】準天頂衛星みちびきによるセンチメートル単位の自車位置測位を達成…三菱電機)
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「準天頂衛星『みちびき』を利用したセンチメートル単位の位置測位技術をアピールした。」
(「みちびき」対応のGNSS受信機、1cmの精度を実現)
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「準天頂衛星システム「みちびき」に対応した次世代高精度多周波マルチGNSS(全球測位衛星システム)受信機を展示」
「みちびきに対応したGNSS受信機の他に、地上のGNSS基地局から送信される補正情報を使って座標を割り出すGNSS受信機も提供しているが、いずれも位置情報検知で1cm以下の精度を実現」
おお、1cm切ったか・・・。
「例えば、500万円のトラクターに300万円のGNSS受信機を搭載するわけにはいかない。だが、当社で提供するような10万円の製品であれば、検討してもらえる余地がある」
これなら使えるかもな。
で、これらの機器に信号を送る衛星は、どんだけの高度を飛んでいるかということだ。
(準天頂衛星初号機「みちびき」概要)
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「軌道高度 近地点:約32000km、遠地点:約40000km」
(準天頂衛星システム)
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「近点高度 (hp) 32,618 km
遠点高度 (ha) 38,950 km」
まあな、静止軌道(赤道上の高度35,786キロメートルの円軌道)に近い高度だとは思ってたけどな。
意外に遠い。
衛星は、強力な電波を発射しなければならないわけだ。
でないと、地上機器をシンプルにすることは出来ない。
平成18年からは、静止軌道衛星1機(3号機)と合わせて、4機体制での運用になるようだ。
2023年度までには、全7機での運用が予定されている。
暫くは、それで行くんだろう。
誤差1センチで、何が変わるのかが問題だが、注目されているのは自動運転における測位精度の向上だな。
小さなアンテナと安いチップを載せて、車間距離5cmで、時速100kmの運転を実現させられる(そうなのかあ?)。
ポケモンGOのスポットも、劇的に増やせるかもしれない。
1cm単位だからな。
押し合い圧し合いだ。
面白いところでは、テニスコート上のプレーヤーの移動軌跡を追跡するなんてのもある(屋内じゃ使えんけどな)。
(準天頂衛星の高精度測位を利用したリアルタイムコーチング実証実験〓〓アシックス スポーツ工学研究所)
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「選手の動きを正確に記録することで、コーチが指導するのに役立てたり、プレイスタイルに合ったシューズを提案したり」
浮沈子的には、ダイビングへの応用(ナビゲーションなど)に期待だが、水中のダイバーに、どうやって伝達するかが問題だな。
アンテナ付けた水上ブイを複数浮かべて、そこから音波でデータを送るとか、そんな感じか。
陸上と有線で繋いだ音波発信機を、水底に設置する方が安上がりなような気もするけどな。
まあいい。
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