消えゆくエンジン
2017-11-07


消えゆくエンジン


といっても、自動車ネタではない。

(海自の最新鋭潜水艦「しょうりゅう」が進水式 川重神戸工場)
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「最新鋭そうりゅう型潜水艦の進水式が6日、神戸市中央区の川崎重工業神戸工場で行われた。」

「艦名は、物事を高所から判断して素早く行動するという意味を込め、「しょうりゅう」(翔龍)と名付けられた。」

この艦は、やがてその名を歴史に留めることになる。

(そうりゅう型潜水艦:リチウム蓄電池搭載型)
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「実際の搭載は財政上の理由により、平成27年度計画で概算要求された11番艦以降となった。」

「水中持続力等向上のため、スターリングAIPと鉛蓄電池の双方を廃した上でリチウム電池を搭載する方式に決定した」

しょうりゅうは、スターリングエンジンを搭載する最後の潜水艦ということになる。

少なくとも、我が国ではそうなる。

(スターリングエンジン)
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「潜水艦などで用いられている物は内部の気体に高圧ヘリウムを用いている。」

「潜水艦の補助動力など効率よりも粛音性能を要求されるような特殊な事例でしか乗り物での実績がない。」

しょうりゅうは、そうりゅう型の10番艦だからな。

もう、コムックスのエンジンを搭載することはない。

川重は、ちゃんと元が取れたんだろうか?。

まあ、どうでもいいんですが。

これからの通常動力型潜水艦は、リチウムイオン電池を積んで、ディーゼルエンジンで充電しながら走る(進む?)。

隠密の時は、スノーケル使うかリチウムイオン電池からの電力でモーター回す。

高圧ヘリウムなんか使って、それでなくても不足しがちなガスを減らさないようになるから、浮沈子的には好ましく感じる。

しかしなあ、水に浸かるとリチウムはヤバいしな。

火も吹くしな。

まあ、CCRも、最近のはみんなリチウムイオン電池になっちまってるけどな。

そのうち、全個体電池とかに置き換わっていくかもしれない。

金に糸目をつけない軍事技術なんだが、それでも約520億円もする。

11番艦は643億円だと!。

四方を海に囲まれ、広大なEEZを維持するには、それなりの海防が必要だ。

原子力潜水艦とか、そっちの方がいいんじゃないのかあ?。

そのうち、オーストラリアが原潜所有するようになるから、協力してもらってもいいかもな。

フランス製だけど、ものは確かなようだからな。

バッテリー駆動だからな。

哨戒任務にしか使えないしな。

腐っても原潜じゃないとな。

あと10年もすれば、北朝鮮が原潜を持つようになるかもしれないしな。

SLBM積んで、世界の海を遊弋するようになる。

攻撃型原潜が核魚雷積んで、ハドソン川を遡上するかもしれない。

まあ、その頃まで国連本部が米国にあればの話だがな・・・。
[ノンセクション]

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