禺画像]
正しい知識と前向きな議論
何であれ、望ましい面とそうでない面がある。
世の中には、いいことばかりじゃないというのは、60年近くを生きてくるとうっすらと見えてくるものだ。
浮沈子は、地球近傍の無人での宇宙開発には比較的好意的だし、関心も高い。
それでも、いいことばかりじゃない。
国家の威信をかけた宇宙開発に、ようやく乗り出したばかりの中国は、内陸の射点から打ち上げを行うたびに、空からブースターやエンジンが落ちてくるのだ。
ロシアも似たようなもんだしな。
それでも、自国の中に落とすのなら目をつぶっていてもいいが、宇宙空間に上がっちまったら国境もクソもないしな。
(中国の宇宙ステーションが地球に落ちてくる?「正しく恐れる」ために大切なこと)
[URL]
この媒体に書いている時の鳥嶋さんの記事は、一般向けというか、ビジネスマン向けというか、多少バイアスが掛かっている感じがする。
全体を何度か読んで、浮沈子が感じたのは、あることを想定して、そういう方向に議論が進まないようにしようという配慮だ。
何か、歯にモノが挟まったような気がしてならない。
ハッキリ書けばいいのに・・・。
宇宙ステーションなんて、危ないものを打ち上げるのは止めちまえ!。
中国は、将来巨大な宇宙ステーションを打ち上げて、重力兵器として使おうとしているんじゃないのか?。
記事の中には、ATV(欧州補給機)の方が天宮1号より大きいという記述があって、事実その通りなんだが、やはり「宇宙ステーション」というのが引っかかるわけだ。
(天宮1号)
[URL]
「質量 8,506 kg
全長 10.4 m
直径 3.35 m」
(欧州補給機)
[URL]
「高さ: 10.3 m
直径: 4.5 m」
「ATVの打ち上げ時重量は20.7トン」
参考までに、我が国のこうのとり(宇宙ステーション補給機)のデータも見ておく。
(宇宙ステーション補給機)
[URL]
「全長 9.6m
直径 4.4m
質量 約10.5トン(補給品除く)」
長さは似たり寄ったりの円筒形だが、天宮1号が一回り細い。
重量もこうのとりの自重より軽い。
しかし、宇宙ステーションの落下というと、ISSが落ちてくるんじゃないかと勘違いする人は多いだろうな。
(国際宇宙ステーション)
[URL]
「質量 344,378 kg
全長 73 m
全幅 108.5 m
全高 約20 m」
太陽電池パネルとか、放熱板とかは、さすがに吹っ飛んで燃え尽きるだろうけど、結合されたモジュールは相当程度落ちてくるだろうな。
浮沈子の世代だと、やっぱ、イメージするのはガンダムネタだな。
(コロニー落とし)
[URL]
「スペースコロニーを質量兵器として地球や月の目標地点に落下させて目標を含む一帯を破壊する。」
「ブリティッシュ作戦:
連邦軍艦隊の艦砲射撃や地上からの核ミサイル攻撃によって損傷し、大気圏突入の約40分後に崩壊した。」
セコメントをする