禺画像]
「崩壊したコロニーの前端部分はオーストラリアのシドニーを直撃して厚さ10kmの地殻を貫通し、造山運動を促してマグニチュード9.5の大地震を発生させた。」
「その破壊力はヒロシマ型原爆約300万発分とも6万メガトン級とも言われ、後に「シドニー湾」とも呼ばれる最大直径500キロメートルの巨大なクレーターを穿ち、オーストラリア大陸の16%を消滅させた。」
シドニーの地殻の厚さが10kmしかないというのは怪しい。
(地殻:大陸地殻)
[URL]
「大陸地殻(continental crust)は、30km程度の厚さがある。」
また、ヒロシマ型原爆はおよそ15キロトンと言われているから、300万発分では4万5千メガトンにしかならない。
(リトルボーイ)
[URL]
「核出力はTNT換算で約15kt」
まあいい。
別の記事で確認すると、落下したコロニー(アイランド・イフィッシュ)の大きさは以下の通りだ。
(ブリティッシュ作戦)
[URL]
「直径6.4km全長40kmの円筒型スペースコロニーで,質量は100億トン近く」
このイメージが先行すると、宇宙ステーションなんてもってのほかという議論になる。
ギョウカイとしては、そういうセンスで語られてはまずいからな。
中国が将来、重力兵器を宇宙空間に展開しない保証はない。
(神の杖)
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「核兵器に代わる戦略兵器として計画されている兵器で、タングステンやチタン、ウランからなる全長6.1m、直径30cm、重量100kgの金属棒に小型推進ロケットを取り付け、高度1,000kmの低軌道上に配備された宇宙プラットホームから発射し、地上へ投下するというもの。」
うーん、コロニー落とし程のインパクトはないな。
兵器としての有用性にも疑問があるしな。
衛星は、ダラダラと回っているだけだから、狙って落とすことも可能だ。
我が国は、宇宙デブリ対策と称して、他国の衛星を宇宙空間で捕捉し、ドッキングしてテザーを伸ばして落下させる軍事技術を開発中だからな。
(デブリ除去システム)
[URL]
もちろん、この技術を使って落とせるのは、大気圏で完全に消滅する比較的小ぶりの衛星などに限られるだろう。
天宮1号クラスは、結局運を天に任せるしかない。
軍事衛星同士なら、接近する敵対衛星を無効化する方法も備えているだろうからな。
(アルマース (宇宙ステーション):OPS-2(サリュート3号))
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「ステーションが無人となっている時に、遠隔操作でステーションの機関砲が発射され、目標の衛星に命中させることに成功した。」
まあな、21世紀だからな。
もうちっと気の利いた兵器を使うだろうけどな。
いずれにしても、浮沈子的には中国が責任を果たしたとは思えない。
ロシアもソ連時代に幾度も無制御落下をさせているが、サリュート7号では、無人で漂流する宇宙ステーションを復旧させている。
(サリュート7号:トラブル)
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