「うらしま」というロボット兵器
2018-08-19


禺画像]
「中国共産党が100周年を迎える2021年に無人AI潜水艦をお披露目すべく、開発を進めています。」

こういう政治的スケジュールに縛られた開発というのは、ロクな兵器を生まない。

ちゃんと、最終的には外部から制御可能な仕掛けを作り込んでおかないと、国際問題に発展するかもな。

制御不能になった、長大な航続距離を有する核魚雷が、太平洋やインド洋の海中をウロウロさまよい、誤作動して水中で爆発しまくったら大ごとだからな。

それは、米国やロシアについても同じ事だ。

うらしまの優れた航法システムや制御システムの爪の垢でも、貰っといた方がいいんじゃないのかあ?。

まあいい。

それより、人間4人が搭乗できるスペースがあるというのが気になる。

JAMSTECが、回天のような特攻兵器を作ろうとしているわけではないだろうが、ここにAIと炸薬を入れれば、簡単に海中ステルスロボット兵器が出来上がる。

大型観測機器を、効率的な爆薬(核兵器含む)に交換することは簡単だ(そうなのかあ?)。

記事を読むまで、うらしまが現役で、実務運用されていることは知らなかったからな。

しんかい6500と一緒に積んで、一体運用している感じだ。

資源探査、科学調査に大活躍なんだろうが、兵器としてのポテンシャルを秘めていることも肝に銘じておかなければならない。

将来は、中国製無人潜水艦と、海中で渡り合わなければならないからな。

固定目標を相手にしている初歩的なロボット兵器ではなく、海中で遭遇する敵方の無人兵器との戦いこそ、真のロボット兵器の運用だ。

ユーチューブの映像の冒頭で、こんなセリフが出てくる。

(深海巡航探査機「うらしま」〜15年目の到達点〜:動画出ます。)
[URL]

「このうらしまのいいところは、純国産であるところです。」

デバイスや基本ソフトを含めて、そう言い切れるならそれに越したことはない。

あちらのチップが入っていたり、OSがどっかで聞いたことがあるようなやつだと怪しいな。

我が国の将来を決するかもしれない、重要な海中ロボット兵器(兵器じゃないって!)だからな。

遊就館で、久しぶりに回天を見たり、タイミングよく中国製無人潜水艦の記事を読んだので、妄想は広がるばかりだ。

戦争など二度とごめんだが、そうならないための抑止力は常に維持していかなければならない。

水中で探知されにくくするためのステルス技術や、なぜか実用段階では放棄した燃料電池など、改良を重ねるべき要素は多い。

常に最新技術をキャッチアップし、いつでも兵器転用することが出来るようにする必要がある。

いや、技本辺りは、とっくに研究対象にしているかもしれないな。

(米海軍が注目した自衛隊無人潜水艦の正体)
[URL]

「無人潜水艦は、全長10メートル程度」(うらしまの全長は同じく10m)

「燃料電池による研究を実施」

記事の中では、水中グライダーの方に注目しているが、アクティブな推進系を持たずに外洋で運用するなど、浮沈子に言わせればナンセンスだ。

海洋の粗大ごみに過ぎない。

この技本の研究が、その後どうなったかは知らない。

魚雷みたいなもんだからな。

そっちの予算に潜り込ませて、予算上もステルス化している可能性がある。

潜水艦だからな。

潜るのは得意だったりして・・・。

戻る
[ノンセクション]

コメント(全0件)
コメントをする


記事を書く
powered by ASAHIネット