MCAS以外のバグ満載の737MAXが飛ぶ日は来るのか
2020-01-19


MCAS以外のバグ満載の737MAXが飛ぶ日は来るのか


(ボーイング社 737MAXプログラム全面書き換え)
[URL]

「ボーイング社は737MAXのプログラムソフトを全面的に書き換える。情報筋の話としてABXニュースが報じている。」

全面書き換えということになれば、少なくとも数か月以上の期間が掛ることになる(たぶん)。

別に、ニュース媒体(スプートニク)に偏見があるわけじゃないけど、元記事にリンクが張ってあったので、ABCの記事も当たってみる。

(新しいソフトウェアの問題により、ボーイング737 Maxの返品が遅れる可能性があります)
[URL]

「ボーイングは、MCASフライトコントロールシステムのソフトウェアを書き直すだけでなく、MAXの両方のクラッシュの原因となったと考えられていますが、フライトコンピューターソフトウェア全体を書き直しました。」

「新しいソフトウェアは、737 Maxの2台の別々のフライトコンピューターが初めて相互に通信することを意図しています。過去には、737の飛行コンピューターの1つは独立して動作し、次の飛行中に他のコンピューターに切り替わります。」

単一のAOA(迎え角)センサーのデータだけ、片方のFCC(フライトコントロールコンピューター)で処理していた言語道断システムだったからな。

ちっとはマシになったはずだったわけだ・・・。

「先週末の監査で、2台のフライトコンピューターが起動時に相互に通信していないことがわかりました。」

あれえ!?。

朝の貴重な時間を使って、いくつかの記事を当たったんだが、2つあるFCCが相互通信しているとかいないとかの情報は見つけられなかった。

(737 FCCピッチ軸増強-デュアルチャンネル、フェイルセーフのコマンド整合性指令)
[URL]

(ボーイング737 MAXの設計におけるボーイングの多くの失敗の概要)
[URL]

(B737MAX続報 MCAS(失速防止装置)修正プログラムとMCASの補足)
[URL]

まあいい。

起動時に不具合を起こしたということは、B社内部での確認が十分に行われていなかったということになる(たぶん)。

FAAに持って行く前のチェック体制にも問題がありそうだな。

こういう事態が頻発しているということは、スプートニクの言う通り、全面書き換えが必要かもしれない。

ABCの記事では、書き換えした結果のバグともとれるけどな。

まあ、どうでもいいんですが。

配線の問題(近接し過ぎていて、火災の恐れあり?)もあるので、深刻な状況であることに変わりはない。

外部に漏れている話の他にも、きっと何か問題を抱えているに違いない(テキトーな推測)。

浮沈子は、B787のバッテリー火災の時から、この会社には旅客機を製造する能力がないのではないかと感じていたが、少なくとも組織的問題を抱えていることは事実のようだ。

モグラ叩きのような事態が続くようだと、いつまで経っても737MAXの飛行再開は適わないに違いない。

各航空会社は、少なくとも6月までは飛ばせないと諦めているようだ(今回の不具合の発表前であることに注意)。

昨年のエチオピアの事故の際には、これ程長期間に渡って運行が停止されるとは考えていなかったけどな。

(737MAXは大丈夫なのか)
[URL]


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[ノンセクション]

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