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おらが町の新型コロナ:電卓で分かる感染者との接近遭遇!?
統計処理にはめっぽう弱い浮沈子(なんなら強いのかは不明・・・)。
新型コロナ関係でも、大本営発表を鵜呑みにして一喜一憂している(ほぼ「一憂」のみですが)。
分かるのは、簡単な算数だけ。
電卓(機能)は欠かせない(暗算、苦手です!)。
浮沈子が棲息するのは、東アジアの一角にある島国ニッポン(人口1億3千万人、面積38万平方キロメートル:以下の数字も、テキトーに丸めた概数です)。
首都東京(1400万人、2200平方キロメートル)と言えば聞こえはいいが、外れに近い大田区(73万人、60平方キロメートル)に棲息している。
外出は可能な限り抑制し、週に1度の水泳教室とか、月に数回のダイビング以外には出歩かないようにしているが、道を歩けば近所の人とすれ違うこともある。
皆さん、概ねマスクを着けているんだが、いったい、どれくらいの人が新型ウイルスに罹っているのかは分からない。
当局発表の数字をテキトーに解釈して、試しに計算してみる。
最新の報告によれば、小笠原や硫黄島を含めて(とはいえ、地域別には報告されていないけど)、東京都の感染者は259人とされている。
報告されているのは氷山の一角に過ぎず、実際の感染者は数倍から十数倍とされているので、簡単のために10倍いると仮定しよう(テキトーです!)。
東京都は、比較的検査に前向きだが、それでも既存の感染者の濃厚接触者全員に対して検査しているのかどうかは不明だ(未発症者に対する強制的な検査は行えないのかも:未確認)。
一時期の名古屋市のように、健康観察のみで、事実上野放しとは異なると信じたいけどな。
とりあえず、10倍とする。
この際だから、端数も切り上げて、3000人の感染者がいると仮定しても、大きく外れてはいないだろう。
しかも、これは2週間前の感染状況を反映した数字に過ぎない。
そもそも、発症するまでの平均的な日数は、5日間程度とみられている。
発症前の無症候性キャリアの状態では、バンバンウイルスを排出しているわけではないだろうが、感染事例もあるらしいから、この間も感染者として管理されるべきだろう。
今でも、37.5度以上の発熱が4日以上続かなければ、発熱外来にアクセスできない状況は続いているし、受診の予約をしても直ちに診てもらえるとは限らない(未確認)。
重症化するまで(肺炎症状が進行して、酸素吸入程度の入院措置が必要となるまで?)は、自宅にて療養を求められるだろうし、検査にアクセスすることも出来ない。
目出度く入院出来て、酸素吸入を受けながら検査結果を待っている間は、感染者としてカウントされないしな。
検体を採取してパッキングして検査機関に送り、前処理したり、増幅したりして検査結果が出て、医療機関に報告されてからも、直ぐには統計には現れない。
最低でも、翌日以降に反映されることになる。
感染から、発表まで2週間で済むかどうかは何とも言えないが、まあ、そういうことにしておく。
東京都では、新規の感染者が増加していて今週は16人(月:発表日、以下同じ)、17人(火)、41人(水)、47人(木)と鰻登りだ。
今後2週間先の感染者を先読みして、現在の真の感染者を推計することは困難だが、そうしなければ道を歩いている人がどのくらいの割合で感染しているのかを知ることはできない。
こういう時は、遡って推移を見ることも重要だな。
(データとグラフで見る新型コロナウイルス)
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