ロックダウンが始まるといつまで続くかが問題だな
中国の武漢で始まった、感染爆発都市におけるロックダウン(外出禁止令を含む行動制限)は、新型コロナの世界的蔓延と共に、各国の都市で行われている。
中には、国を挙げてロックダウンしちまってるところもあって、ノックダウンするんじゃないかと心配になる。
(スペイン感染者数12万人超 イタリア上回る 非常事態宣言を延長)
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「スペインのサンチェス首相は、全土に出している非常事態宣言の期間を再び延長して今月25日までにすると発表し、市民の外出を制限する措置はあわせて6週間に及ぶことになりました。」
武漢は、予定通り来週辺りからロックダウンを解除するようだ。
始まったのは1月23日だからな。
「新型コロナウイルスは現時点ではワクチンも治療方法も確立されていない。人と人の間で距離をとることが唯一の道だ」
イタリアも、4月13日まで外出禁止が続く。
早く始めれば、それだけ感染被害を少なくできるんだろうが、効果が出るまでに時間が掛かること、強制力を伴わない場合の協力が得られにくいこと、経済的打撃が大きいことなどから、我が国では実施に踏み切れないでいる。
感染者が少ないことや、医療崩壊に至っていないことは言い訳に過ぎない。
(中国 武漢の封鎖 来月8日に解除へ 新型コロナウイルス)
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「湖北省の当局は24日、武漢でとられている措置を来月8日に解除すると発表しました。」
先月の記事だが、結局、封鎖期間は2か月半に及んだ。
東京都を中心とする首都圏が、いつ、どういう形で封鎖されるかは分からないが、相当程度感染が広がるか、医療崩壊が目に見えて迫ってこない限り、非常事態宣言は行わない公算が高くなってきた。
現政権のスタンスは、米国で言えばトランプ政権のそれに近い。
(テキサスとルイジアナ、運命分けた判断
新型コロナ対策、出遅れた米国を待ち受けるもの)
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「トランプ大統領は自粛や市民の行動制限による経済打撃を恐れ、全米ロックダウンには後ろ向き。むしろ感染があまり広がっていない地域では、一日も早く行動制限を緩和して、経済活動を再開したい考えだ。」
「共和党の知事は、トランプ大統領の考えに近い。アイオワ、ネブラスカ、アーカンソーなど5州では封鎖措置はとっていない。感染者が急増しつつあるテキサス州、フロリダ州でも州レベルの行動規制を発表したのは4月に入ってからだ。」
為政者としては、経済にも配慮して総合的に判断したいところだろうし、角を矯めて牛を殺すと言われたくない気持ちもわかる。
(角を矯めて牛を殺す)
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「曲がった牛の角をまっすぐにするために叩いたり引っぱったりすると、牛は弱って死んでしまうことから、わずかな欠点を直そうとして、かえって全体をだめにしてしまうことをいう。」
「「矯める」とは、矯正する。曲がったものをまっすぐにするという意味。」
歯列矯正みたいな意味か。
まあ、どうでもいいんですが。
新型コロナの脅威は、絶対的には大したことはない。
人類の滅亡とかには繋がらない。
死者数は数十万とか数百万人になるかも知れないけど、そのこと自体で国家が潰れることはない。
医療崩壊が起こったり、周りで感染する人がいてちょっと怖いけどな。
ワクチンや治療法がない現在は、医療崩壊による被害が最も大きいと認識されている。
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