日傘と宇宙望遠鏡の怪しい関係:宇宙ビジネスの正しい展開方法をS社に学ぶ?
2020-04-30


ゆくゆくは、月の裏側とか火星の上などに設置することが可能になるかも知れないしな(火星上には、余りメリットがないような気もするけど)。

まあ、どうでもいいんですが。

こういう壮大な妄想の翼を羽ばたかせた後に、ISTの記事を読み返すと、地元との関係についても異なるアプローチが必要なのではないかという気がする。

「今まで町からの広報が少なかったかもしれない」

「ISTの活動をよく理解してもらうために、今後は開発プロセスなども可能な限り町民と共有し、安心してもらえる環境を作っていきたい」

行政が考えそうな、消極的、後ろ向きの発想に思える。

(大樹町)
[URL]

「基幹産業は酪農、漁業である。」

有人ロケットに町民を乗せて飛ばすのはしばらく先になるかも知れないが、牛一頭丸ごと載せて無事に回収するとか、そういう夢のある共生ミッションを推進するなど、価値の共有が大切なのではないか(宇宙空間に出ると、牛乳が美味しくなるかどうかは知りませんが)。

まあ、浮沈子の浅知恵などより、いい考えがあるに違いない。

IST側も、行政の誘致に乗っかるだけではなく、地元との価値の共有を一層図る必要がある気がする。

今回の打ち上げ延期は残念だが、それはとりもなおさず、新型コロナの状況を理解することなく、大樹町に押しかけてしまう我々自身の責任でもある(浮沈子は行ったことないですが)。

ロケットで稼いで、より大きなロケットを作ることが、地元の利益に直結しなければ理解は得られないだろう。

精神論だけじゃなくって、形になるものが必要だからな。

21世紀は宇宙開発が国威発揚のツールから、民間主導の利益追求産業に移行する過渡期だ。

同時に、宇宙軍の創設に見るように、戦争の舞台としてあからさまになっていく時代でもある。

もともと、軍事技術として発達してきた歴史もあるしな。

金儲けという健全な動機を持ち込むことができれば、平和利用の分野が大いに拡大することになる。

その意味でも、ISTと大樹町にはいい関係を保ってもらいたいものだ。

(軌道投入ロケット ZERO)
[URL]

「開発コードネーム「ZERO」は100kg以内のペイロードを高度500km程度の軌道上に投入します。」

牛一頭はちょっと無理みたいだな(仔牛くらいか)。

スペースも少し小さい(高さ1.3m、直径1.2mの円筒形)。

回収方法を工夫しないと、往還機としての運用は難しいだろう。

エレクトロンのように、ヘリコプターでキャッチするとかしないとな・・・。

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