「人体研究結果や動物実験の結果によると、最初のウイルス感染後、生体内の免疫力が1年以上保たれるため、再感染の可能性は非常に低い」
心強い話だ。
「COVID-19の感染と増殖は呼吸器上皮細胞内で発生するため、ウイルスが不活化した後もウイルスRNA片が上皮細胞内に存在する可能性もある」
「完治した後、呼吸器上皮細胞が自然に脱落し、PCR検査で不活化したウイルスRNAが検出された可能性が高い」
再陽性になった感染者から、二次感染が発生したという事例は聞いてないからな(未確認)。
疫学的事実とも整合する説明だ。
ワクチン開発に希望の光が灯ることになる。
が、しかし、浮沈子は楽観はしていない。
だって、コロナウイルスのワクチンって、出来上がったことはないわけだからな(SARSは臨床試験前に中止、MERSは開発中、旧型コロナ(ふつーの風邪)のワクチンはない)。
通常、ワクチン開発には10年から15年掛かる。
出来上がったって、どのくらい効くかは分からない。
インフルエンザみたいに、ワクチンうっても効いたり効かなかったりするかもしれない。
韓国当局がいう、慢性感染症誘発ウイルスではないというのは、例えばヘルペスのような潜伏感染のことだろう(未確認)。
(潜伏感染)
[URL]
「臨床的に認められる症状を示さず、体内に病原体が存続している状態であり、持続感染の一種。」
「この状態では新しいウイルスは作られず、また抗ウイルス薬なども無効である。」
「宿主の免疫低下に伴って再活性化」
そうでないことを願うばかりだ。
無症候性キャリアについては、このブログでも散々書いているし、巷でも話題だ。
もちろん、実態はよく分っていない。
なにしろ、検査能力が低くて、発症していないのに検査するなんてもったいなくって出来ないわけだ(そうなのかあ?)。
それだけで医療崩壊するかもしれないと、業界からは脅かされている。
が、ロスの事例のように、回数無制限、無料、全員対象の検査が普及すれば、何かが分かるかも知れない。
分かっているのは、たぶん大勢いるだろうということと、少なくとも発症した感染者が、発症前から感染力を有するということくらいだ。
PCR検査を片っ端から(全人類対象で1日3回とかあ?)行って、陽性者を片っ端から隔離すれば、この感染症は終わる。
そういう妄想的対応が出来ないから、話はややっこしくなる。
浮沈子が懸念するガキンチョ(小児)における蔓延の可能性も、無症候性キャリアの話と重なる部分もある。
本人は軽症で推移して、感染させまくってちゃっかり免疫獲得しているかもしれない。
浮沈子は、その実態を明らかにすることが、防疫上も重要だと考えている。
重症化しやすい高齢者(新型コロナでは概ね50歳以上)の感染を防ぐバリアーになる可能性があるからだ。
もしワクチンが開発されて、ある程度生産が軌道に乗ってきたら、ガキンチョ中心に接種されることになるかもしれない。
免疫に対する反応性が高いこと、万一罹患しても軽症で推移する可能性が高いことなどなど・・・。
まあ、治療方法が開発されていないと、なかなか難しい要素が伴うだろうけどな。
集団免疫については、スウェーデン(感染者21,520人、死者2,653人)の話が記事になっている。
(「集団免疫」作戦のスウェーデンに異変、死亡率がアメリカや中国の2倍超に)
[URL]
「スウェーデンは全国的な移動規制や外出制限をしないという独自路線」
セコメントをする