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米国の死者数予測:疫学に基づかないIHMEモデルの功罪
インペリアルカレッジロンドンとかから、クソミソにコケにされているIHMEモデルが、米国(感染者1,208,101人、死者69,579人)の現政権の政策判断に影響を与えている(与えていた?)ことを突き止めた(たぶん)。
(影響力のあるCovid-19モデルは欠陥のある方法を使用しており、米国の政策を導くべきではないと批評家は言う:2020年4月17日)
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「それが政策決定に使用されており、その結果が誤って解釈されているのは、私たちの目の前で繰り広げられている茶番です。」
記事では、このモデルが疫学的根拠のないカスだと断言している(そうなのかあ?)。
CDCが参照している予測モデルからも、現在は外されている。
(COVID-19予測:2020年5月1日更新)
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(以前のCOVID-19予測:2020年4月24日及び2020年4月13日)
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初出の記事によれば、海外の諸都市の対応実績を基に、統計処理だけで導き出している予想のようだ(そうなのかあ?)。
現政権の政策に影響を与えていることが事実ならば、それは、都合がいいからにほかならず、保守的(死者数を少なく見積もる)傾向があるからかもしれない(未確認)。
(Institute for Health Metrics and Evaluation COVIDモデル)
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「おそらく最も広く引用されているコロナウイルスモデル」
「アメリカで最も影響力のあるコロナウイルスモデル」
「その予測は3月から4月のホワイトハウスブリーフィングで引用された」
で、ご都合主義的トランプ政権の政策にぴったりハマったIHMEの死者予想の最新版を眺めてみる。
(COVID-19 Projections:Last updated May 4, 2020 (Pacific Time))
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ここに掲載されているグラフは、その都度更新されている。
死者数の累計グラフを画像に掲げた。
先週くらいには、予想値はせいぜい7万人くらいだったが、最新のデータでは13万人を超えてきている。
グラフを注意してみると、8月になっても僅かずつながら増加し続けている事が分かる。
ドイツ(166,152、6,993)の予想値も見られるが、終息後は増えていないから、米国の感染は8月以降も続いていると予想されている事が分かる。
やれやれ・・・。
浮沈子は、4月以降、米国の感染者数が減少傾向に入っていることから、死者数も減り出して、10万人程度になると思っていたんだが、保守的予想によってもそれを上回る事が分かった。
既に書いたように、このモデルは疫学的な基礎(実効再生産数とか)を踏まえたものではない。
揺らぎが大きく、新たなデータを与えるごとに変化する。
そのこと自体が、予想の精度にどの程度影響を与えているのかは知らない。
疫学モデルは、個々の感染動態を仮定して、そこから演繹的に推計する(たぶん)。
様々な抑止圧力をどう評価するかとか、そういう係数をグリグリして、予測値を調整する。
ちっとの差が、将来の数字に大きく影響する。
感染の動態を把握する精度にも影響されるしな。
未来を予測することは難しい。
そんなことができるくらいなら、株屋が損をすることはないのだ。
(バフェット氏、航空株すべて売却 「世界は変わる」1〜3月期、5兆円の最終赤字)
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