NYの検査数は少な過ぎる:さらに悲惨な東京都に言われなくない?
2020-05-05


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NYの検査数は少な過ぎる:さらに悲惨な東京都に言われなくない?


(ニューヨーク州、100万人が新型コロナ検査受ける 「他州や他国と比べても最も多い」人口の5%超
ニューヨーク州によると、4日までに検査を受けた州民は、100万7310人。)
[URL]

「他州や他国と比べても最も多い」

浮沈子的には、自慢にも何にもならん気がするんだがな。

「このうち31万8953人(31・7%)の感染が確認」

世界で最も多い感染者を計上しているのは米国だが、NYが論理的にそれを上回ることはない(トーゼンです!)。

しかし、第二位を計上しているスペインが、せいぜい218,011人であることを考えれば、NYの感染者は突出して多い。

米国を除くすべての国より多い感染者がいるんだから、検査数が多くても当然だろう。

陽性率を考えれば、さらに悲惨である事が分かる(検体に対する陽性率ではなく、ここでは何人検査して何人が陽性だとされたかを見ている)。

厳密には、陽性者と感染者は異なるんだろうが、同数だと仮定すると陽性率はとんでもなく高い値ということになる。

WHOが推奨する陽性率は10パーセント未満だからな。

NYでは十分なPCR検査が行われていないことは明らかだ。

もちろん、クオモもそれを認識していて、検査態勢を倍増させようとしている。

しかし、それでもまだ少ないだろう。

制御された感染を継続するためには、検査、検査、検査だ。

感染者や検査の絶対数では2桁少ない東京都も、悲惨と言えば悲惨だがな。

(都内の最新感染動向)
[URL]

このページによれば、本日時点での抗体陽性者数累計4,654人に対して行われた検査は12,486人。

えーと、電卓電卓・・・。

ざっと37.3パーセントとなる。

一時は、50パーセントを超える陽性率(NHK報道による)だったようだから、検査で捕捉されていない感染者がどれくらいいるかを想像するとゾクゾクするな・・・。

おまえに言われたくないってかあ?。

目くそ鼻くそとはいうが、100倍のオーダーだから、目くそ大糞というところか(ハハハ・・・)。

「各国の公開データによると、国民の検査割合は、イタリア3・5%▽カナダ2・3%▽米国2・2%▽韓国1・2%▽日本0・15%――などとなっている。」

シビアな比較だな。

感染の広がり、当局の方針、そして絶対的な検査能力によって、その数字は決まる・・・。

(地域で異なるPCR検査態勢 感染状況見誤る可能性も)
[URL]

「一つは保健所の職員が検体を集めて回るため、管内が広く、人口が多いと収集に困難が生じるためです。」

ああ、検体の収集能力がネックになることもあるか。

やれやれ・・・。

確認しておこう。

NYの検査数は決して十分ではない。

クオモが掲げる現在の2倍の検査能力をもってしても、必ずしも十分とは言えない(今後の感染者の動向にも依ります)。

WHOが推奨する10パーセント未満の陽性率ということになれば、3倍以上の検査能力が必要だったということになる。

米国は、4月上旬、行動制限の中でピークアウトした。

今、行動制限を解除する動きが全米で始まっている。

第二波、第三波を食らって持ち堪えられるかどうかは未知数だ。

100分の1の規模とはいえ、全てにショボイ我が国でも、同様の事態にならないとは限らない。

当局は、事態を甘く見過ぎているのではないか。

浮沈子の今日の体温は35.4度(平熱)。

毎日の体温測定は欠かさない。

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[ノンセクション]

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