2勝1敗なれどもB社程度の能力は証明した中国新型有人宇宙船の快挙
2020-05-09


禺画像]
2勝1敗なれどもB社程度の能力は証明した中国新型有人宇宙船の快挙


「新型」と言えば「コロナ」と返ってくる今日この頃(そうなのかあ?)。

中国の新型宇宙船が、少なくとも一見無事に帰還した。

(中国次世代有人宇宙船の実験船帰還カプセル、無事帰還)
[URL]

「【新華社酒泉5月9日】中国の次世代有人宇宙船の無人実験船帰還カプセルが8日、内モンゴル自治区にある東風着陸場の予定区域に無事着陸し、実験は成功した。」

この打ち上げには、

@長征5Bという一風変わった構成のロケットのデビュー
Aパシュートを用いて軌道から減速して大気圏に突入して物資を回収するインフレータブル再突入モジュールの実験
Bそして新型コロナ・・・、じゃなくって新型有人宇宙船の回収テスト

という3つのミッションがあった。

もちろん、打ち上げは成功し、ペイロードの軌道投入は無事に果たせたんだが、残念、その後のインフレータブル再突入モジュールの回収は失敗に終わった(詳細不明)。

(実験的な中国の貨物返却カプセルが再突入中に誤動作する)
[URL]

記事の記述を時系列に直すとこんな感じ?。

「カーゴリターンカプセルは、中国南部の海南島の文昌発射センターから中国の強力な3月5日ロングランチャーの上に火曜日に打ち上げられました。」

「貨物返送車両は、機器をフェリーで運び、中国の計画された宇宙ステーションから標本を地球に戻す実験を行うように設計されています。」

「フレキシブルインフレータブルカーゴ再突入車両は、傘型の遮熱板を直径10フィート(3メートル)近くに展開してから、地球の大気圏に落下するはずでした。」

「ヒートシールドで保護された着陸モジュールは、水曜日の19時間の軌道飛行後、水曜日に中国北西部の内モンゴル自治区に着陸するためにパラシュートで降りると予想されていました。」

「膨張式の低質量熱シールドを装備した再突入モジュールは、返却プロセス中に「異常」に作動しました。」

「当局は、エンジニアが宇宙船からのデータを分析して何が問題だったかを判断していると語った。」

「プログラムの当局者は、2022年までに競争する予定であると述べています。」

まあ、初物だしな。

いろいろ初期トラブルが発生するのは想定内かもしれない。

それに対して、同じ初物ながら新型有人宇宙船の方は見事に生還した。

(中国の次世代乗組員宇宙船が無人試験飛行の後に上陸)
[URL]

新型有人宇宙船って、なーに?。

「推進力とパワーモジュールを備えた乗組員の宇宙船の長さは、約29フィート(8.8メートル)であり、最も広い地点で直径が約15フィート(4.5メートル)です。中国有人宇宙局(CMSA)によると、その重量は約47,600ポンド(21.6メートルトン)であり、機器と推進剤が満載されています。」

「乗組員カプセルに10メートルトン(22,000ポンド)の推進剤を搭載」(前の記事より)

「燃料負荷はまた、宇宙船の重量を、2022年に完成する予定の中国の宇宙ステーションのTianheコアモジュールの予想される打ち上げ重量と一致」(前の記事より:燃料搭載量は、今回調整されているかもしれない:未確認:この件、後述)


続きを読む

[宇宙]

コメント(全0件)
コメントをする


記事を書く
powered by ASAHIネット