船は行く行くコロナは残る:ダイヤモンドプリンセスが横浜出港
2020-05-16


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船は行く行くコロナは残る:ダイヤモンドプリンセスが横浜出港


(「ダイヤモンド・プリンセス」が横浜港を出港 マレーシアへ)
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「クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」が、16日午後、停泊を続けていた横浜港を出港しました。」

(国内感染者1万6304人 死者747人(クルーズ船除く)新型コロナ)
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「クルーズ船の乗客・乗員が712人」(感染者)

「クルーズ船の乗船者が13人」(死者)

「クルーズ船の乗船者が4人」(重症者)

船は去ったが、我が国が検疫対応した初期の新型コロナの爪痕は消えない。

幸い、検疫自体は成功し、二次感染は起きなかったとされている。

大量の無症候性キャリアの存在を実証し、検疫を終えてPCR検査(もちろん、陰性)後に発症する事例も確認された。

閉鎖空間における感染リスクの恐ろしさと、対応の難しさも露呈した。

船内に乗り込んだスタッフからも、感染者が出たしな。

2月中旬、本格的な下船が始まった時、米国(感染者1,473,415、死者88,237人)の感染者は12人、死者は2人だった。

遠い遠い昔のことのような気がするが、3か月足らず前の出来事だ。

今日も、クルーズ船について触れた記事が出ている。

(一般に信じられている集団免疫理論はどこがおかしいのか免疫の宮坂先生に尋ねてみました(上))
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「例えばこれまで激しい流行があった中国湖北省武漢市でも、またクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」でも感染した人は全体の2割程度でした。集団の6割も感染をするようなことは観察されていないのです。」

そうだったっけえ?。

(全米の刑務所で新型コロナが猛威、被収容者と職員8割以上陽性の施設も)
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「米オハイオ州マリオン(Marion)にある刑務所は、被収容者2500人近くと職員175人の80%以上が新型コロナウイルスの検査で陽性」

もちろん、刑務所は特殊な環境だからな。

しかし、同じ船舶ということならこんな事例もあった。

(シャルドドゴールでの COVID-19パンデミック)
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「4月18日、シャルルドゴールとその護衛であるフリゲート艦 シュヴァリエポールの両方の2,300人のうち1,081人が陽性反応を示したと報告されています。」

確かに、6割には達していないが、2割どころではない。

記事は、数回に分けて掲載されるようだから、何らかの説明があるかも知れない。

ダイヤモンドプリンセスは、例外的に少なくて済んだだけかもしれない。

(米空母復帰の水兵5人、再び陽性 集団感染発生の「セオドア・ルーズベルト」)
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「乗組員約4900人のうち1000人以上が検査で陽性と判定」

感染者は、せいぜい2割じゃないかというかも知れないが、職を賭して警鐘を鳴らした艦長がいなかったなら、どうなっていたことやら・・・。

実効再生産数が低減すると、集団免疫を獲得するのに必要な閾値が下がるというのは初めて知ったな(なーんも知らない浮沈子・・・)。

「接触制限によってR値が1.2まで下がると、上記の公式で集団免疫閾値は20%以下(筆者注:16.7%)となります。」

しかし、記事の中では、このことと自然免疫が結び付けて語られている。

そこんとこは、よく分らない。


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[ノンセクション]

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