ロケットエンジンとマニキュア
2020-10-29


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ロケットエンジンとマニキュア


GPS衛星がスタックした原因が、浮沈子が妄想したようなガス発生器の燃料混合やエンジン本体の燃焼条件を変えて煤が付くのを減らそうとしたことによるトラブルなどではなく、ガス発生器内の部品(具体的に何かは不明)をアノダイズ(アルミニウム陽極酸化処理:アルマイト加工)する際のマスキング剤であるラッカー塗料(マニキュアと同じ?)の残りが、安全弁のベントホール(直径2mmの穴)に詰まったことによるものだった件については、以前の記事の追加として既に書いた。

(マーリンエンジンの問題解決か:GPS衛星の打ち上げ決まる)
[URL]

「<さらにさらに追加>−−−−−−−−−−
(ほんの少しのラッカーが新しいファルコン9ロケットを1か月間どのように接地したか)
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「彼らは、ガス発生器内の安全弁(エンジン内の小さなロケットが始動してその機械に動力を供給する)がマニキュアに似たマスキングラッカーで詰まっていることを発見しました。彼らは、ベントホールからラッカーを取り除くことでエンジンが正常に始動することを示すことができました。」」

副題には、「ロケットはタフで、細部に多くの注意を払う必要があります。」とある。

今回、テスララティにも記事が出たので、新たに起こすことにした。

(SpaceXの運用宇宙飛行士の打ち上げは、「マニキュア」の遅れの後、軌道に戻ってデビューします)
[URL]

「最新のブリーフィングのちょうど1週間前に、NASAの有人宇宙飛行プログラム管理者で元コマーシャルクループログラムマネージャーのキャシー・リーダースは、スペースXがまだ打ち切りの原因を分析しているが、少なくとも1つのクルー1ブースターエンジンをすでに決定していることをTwitterの声明で明らかにしましたFalcon 9ブースターB1063の1つのエンジンと同様に、交換する必要があります。」(浮沈子注:B1063はセンチネル6A用)

「NASAの10月28日のクルー1ブリーフィングの間に、スペースXのケーニヒスマンは会社が最終的にクルー1ブースターB1061の9つのマーリン1Dエンジンの1つではなく2つを交換することを決定したことを明らかにしました。」

・GPS衛星:B1062(新品)2基交換
・クルー1:B1061(新品)2基交換(当初、1基と言われていた。)
・センチネル6A:B1063(新品)少なくとも1基交換

打ち上げ日程についても、一部確認された。

・GPS衛星:11月4日(EST)
・クルー1:11月14日(EST)
・センチネル6A:未記載(11月10日予定)

マクレガーでの検査の結果は以下の通り。

「SpaceXは最終的に、エンジンのガス発生器リリーフバルブの1つに供給する小さな配管ラインに原因を絞り込みました。比較的新しいマーリン1Dエンジンの一見ランダムなサブセットで、SpaceXは最終的に、サプライヤー提供のリリーフバルブラインが「赤いマニキュア」に例えられる保護ラッカーケーニヒスマンによって詰まっていることを発見しました。」

あんま、いい自動翻訳じゃないけど、意味は通じる。

「陽極酸化と呼ばれる表面仕上げプロセス中にエンジンチューブの部品を選択的に除外するために使用されたラッカーは、ランダムに選択されたエンジン部品でうまく除去されなかったか、過度の洗浄によって誤って詰まりに陥りました。」

マスキング剤の除去が、全てのエンジンで適正に行われなかったわけではないという。


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[宇宙]

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