中国の月サンプルリターンロケット上がる
2020-11-24


禺画像]
「ミッションは、月周回軌道に入る4つのモジュールで構成されています。 2つのモジュールで構成されるディセンダーは、他の2つのモジュールで構成されるオービターから分離し、月に着陸します。 1つのモジュールである着陸船は、サンプルを収集して2番目のモジュールである上昇ビークルに転送するために装備されています。上昇ビークルは月面から軌道に打ち上げられ、3番目のモジュールであるサービスカプセルとドッキングします。最後に、サンプルは、月の軌道を離れてサンプルを地球に運ぶ、4番目のモジュールであるリターンカプセルに転送されます。」

サービスカプセルというのがやや意味不明だが、いいことにしよう(そんなあ!)。

再突入カプセルの試験は、別途行われて成功している。

(嫦娥5号T1)
[URL]

「北京時間2014年10月24日午前2時に西昌衛星発射センターから長征3号Cロケットにより打上げられ、28日夜に月を周回した後、北京時間11月1日6時42分、内モンゴル自治区四子王旗に着陸した」

ランダーの着陸、月面での試料採取(穴掘れるかどうかなど)、月面からの打ち上げ、軌道船(帰還船)とのランデブードッキング(採集した試料の積み替えが上手くいくか)、帰還カプセルの地球への再突入(秒速11.2km!)などが見どころか。

ステップを踏んで、手堅く進めてきた月探査の大きな一歩だな。

<さらに追加>ーーーーーーーーーー

(How does China's Chang'e-5 lunar mission work?:動画出ます。)
[URL]

25秒くらいに、1段目の落下点が右下のウインドウに表示される(ブースターの落下点も出ます)。

これを見ると、フィリピンとグアムの間に落ちる感じだな(ヤップ島の北辺りか)。

2段目が重いから、軌道には上がらなかったようだ。

やれやれだな・・・。

2段目は、たぶん、大気中で燃え尽きるんだろう(未確認)。

ひょっとしたら、デブリになるのかも知れない。

映像を見ると、再突入するカプセルは、途中で高度を上げている。

マニューバ(揚力誘導飛行)が出来る仕掛けになっているのかも知れない(未確認)。

それにしても、再突入速度が地球重力の脱出速度(第二宇宙速度:秒速11.2km)と同じというのには驚く。

2014年の嫦娥5ーT1では、秒速4km程度だったからな。

約3倍か・・・。

溶けちまったりして!。

まあ、ICBMを持ち、再突入体のノウハウは磨いているだろうから心配ないかもな・・・。

<さらにさらに追加>ーーーーーーーーーー

(中国の無人月面探査船「嫦娥5号」が打ち上げ成功、「月の石」持ち帰り目指す - GIGAZINE)
[URL]

「採取後は探査機上部の小型ロケットにサンプルを移し、小型ロケットを探査機から分離して月面から離陸させます。小型ロケットは月の周回軌道上で待機しているサービスモジュールとドッキングして、サービスモジュール内の地球帰還用カプセルにサンプルを移します。」

うーん、ここでもサービスモジュールというのが出て来るなあ・・・。

月周回機から、カバーを投棄した残りで、帰還機のことを指してる気がする。

(What makes China's Chang'e-5 lunar mission special?:動画出ます。)
[URL]

21秒辺りで、4つの構成要素が解説される。

・アセンダー(上昇機)
・ランダー(着陸機)
・オービター(周回機)
・リターナー(帰還機)


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