中国の月サンプルリターンロケット上がる
2020-11-24


禺画像]
中国の月サンプルリターンロケット上がる


嫦娥5号が、月からのサンプルリターンを行うために、今朝上がった(5時半頃)。

(ライブ報道:中国が月面サンプルリターンミッションを開始)
[URL]

「2020年11月24日06:06
長征5号のロケットは、嫦娥5号の宇宙船を月に向かって軌道に乗せるための燃焼が明らかに成功した後、第2段階のエンジンを停止しました。」

打ち上げは成功したようだな。

続報はまだだが、ミッションは来月中旬にかけて継続するようだ。

(中国は40年ぶりの月面サンプルリターンミッションを試みることになった)
[URL]

「カプセルは12月15日頃に中国の内モンゴル地域に着陸し、そこでチームは月の標本を回収し、分析のために材料を研究所に輸送します。」

中国にとっては一大事件だろう。

進捗状況は、随時伝えられると思われる。

まずは、無事に上がって良かった。

今回、1段目がどうなるかは不明だ(<さらに追加>参照)。

サンプルリターンならいいんだが、不制御落下で燃え尽きずに落ちてくるようなことになると困るからな・・・。

<以下追加>ーーーーーーーーーー

(中国の月探査機、嫦娥5号発射 サンプルリターンなるか)
[URL]

「月面に着陸した後、探査機がロボットアームなどで土などの試料を採取。」

「小型発射機が探査機から分離して月面から飛び立ち、上空で待機している周回機にドッキングして地球に帰還する」

浮沈子も、記事を書く時に悩むんだが、「土」というのは動植物の死骸など、有機物たっぷりのニュアンスがあるからな。

月の土というのは、やや違和感がある。

(土壌)
[URL]

「土壌(どじょう)とは、地球上の陸地の表面を覆っている鉱物、有機物、気体、液体、生物の混合物である。一般には土(つち)とも呼ばれる」

さりとて、レゴリスあるいは砂というのもしっくりこない。

「工学的には土壌はレゴリスに含まれる。レゴリスには母岩の上の土壌以外の物質も含まれ、地球以外の天体にも存在する」

(レゴリス)
[URL]

「惑星科学においては、月、惑星・小惑星などの天体の表面に分布する堆積層に対しても用いられ、これは流星物質の衝突破片や、宇宙風化作用によって砕けた岩盤などの細粒物からなる。」

他惑星(衛星含む)の地面を覆っている、岩でないものの名称を新たに考えていかないとな。

まあ、どうでもいいんですが。

採取した試料を持ち帰る手順は、コンサバな手法だ。

ローバーではなく、ランダーと帰還機の組み合わせだろう。

(嫦娥5号)
[URL]

「嫦娥5号は、軌道船と帰還船、離陸船と着陸船から構成される。」

(ミッションの概要)
[URL]

図を見ると、軌道船(の一部)が帰還船になる感じだ(そうなのかあ?)。

(CHANG-E-5)
[URL]


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[宇宙]

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