スターリンク:再使用時代の打ち上げは回収が最優先
(SpaceXは、2022年の最初の打ち上げでさらに49のスターリンク衛星を配備します)
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「49のスターリンク衛星の分離に成功」
スターリンク衛星バージョン1.5の打ち上げは、最大で53機だから、今回はずいぶん少ないことになる。
「同様の軌道に向かう以前のSpaceXミッションは、フロリダの海岸線から北東にトレッキングしましたが、南東への軌道は同じ軌道に到達する可能性があります。ランチャーは通常、人口密集地域の上空を飛行したり、ロケットの性能を節約して島を操縦したりすることを避けるために、カナベラル岬から南東に移動していません。」
「北東から南東への軌道の変更は、冬季の良好なブースターとフェアリングの回復条件の確率を高めることを目的としている」
今回は、毎度変わり映えのしないスターリンクの打ち上げの中では画期的と言える。
もちろん、打ち上げ方向以外、目新しいものは何もない。
スターレーザー(書く度にクサいネーミングだと呆れる:レーザーリンクとも)を搭載した、1.5世代の衛星は何度も飛んでいるし、過去に使用実績がある1段目のドローン船(ASOG)への着陸(着艦?)、フェアリングの回収もお馴染みになっていて、それらについては既にニュース価値はない。
(スターリンクミッション4-5)
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「新しいv1.5は300kgに近くなっています。」
ほほう、バージョン1.5の重量のデータは初めて見たな。
「ターゲット:低軌道(傾斜53.2°)」
軌道傾斜角自体は同じだ。
「今回はSpaceXが過去に使用した従来の北東の軌道ではなく南東に飛行しました。SpaceXによると、その理由は、冬季の1度の着陸エリアと空力カバーの天気が良いことです。ただし、ミサイルはバハマを回避する必要があるため、全体的なペイロードはわずかに低くなります。」
再使用なんてしなければ、回収地点の天候のことは気にしなくてもいい。
回収地点ではないが、似たような話としては有人宇宙船の打ち上げの際に、緊急脱出して着水する際の海域の天候を考慮しなければならないから、その回復を待って打ち上げ日程がズレるということはある。
今回は、無人衛星群の打ち上げなわけで、再使用ロケットならではの、初の打ち上げ方向の変更ということになった。
再使用ロケット新時代だな。
そのおかげで、同時に打ち上げられる53機の衛星数が、49機に減ってしまった。
それがどーした!?。
ロケットの製造コストの大部分を占める1段目ブースターと6億円ともいわれるフェアリングの回収確率を高めることに比べれば、1割弱の衛星数の減少は十分受け入れられるコストに違いない。
んなもんは、スターシップが出来上がれば、直ちに取り戻して見せる。
ファルコンだって、回収に成功することにより、新たな打ち上げに回すことが出来て、収益性が高まるわけだから、比較考量して合理的な選択をすることになったと思われる。
使い捨てロケットではありえない選択だな(そもそも回収しないし)。
スペースシャトルの苦い経験から、米国の官製ロケットSLSは、再使用していたエンジンや固体燃料ブースター(SRB)を使い捨てにして飛ぶことになっている(SRBは4段重ねから、回収用パラシュート分を燃料に回して5段重ねになった)。
開発には10年以上を費やし(まだ飛んでいませんから、開発が終わったわけではありませんが)、紆余曲折を経て年内には飛び上がる公算が高い。
その間に、時代は再使用ロケットに向けて大きく舵を切った。
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