〓変異種:最速の5回目接種:ないよりマシな新古品
2022-08-09


変異種:最速の5回目接種:ないよりマシな新古品


うーん、ファイザーとモデルナの二価ワクチンの位置付けがビミョーだ。

(「オミクロン株(BA.1)対応」の“新”ワクチンは10月から接種開始へ。有効性はどう変わる?)
[URL]

「▼ファイザー
・従来型のワクチンを3回接種した56歳以上の方が対象
・「BA.1」に対する中和抗体価(「従来型」4回接種と比較)は、1か月後平均1.97倍増えた(半分量接種でも平均1.56)
・「BA.4/5」に対する中和抗体価は、BA.1ほどではないが、抗体価が上昇
・18歳から55歳に関しては、BA.5に対する中和抗体価の記載はなし」

「▼モデルナ
・従来型のワクチンを3回接種した18歳以上の方が対象
・「BA.1」に対する中和抗体価(「従来型」4回接種と比較)は、28日後平均1.75倍増えた
・「BA.4/5」に対する中和抗体価は、有効性を示す。」

世の中には、BA.1などという変異種は、既に存在しないからな。

もちろん、武漢株なんてのは、2年以上前に消えている。

それらを基にして開発されたワクチンが、どれだけ有効かというのは、新型コロナウイルスがワクチンの普及による選択圧を受けて変異し続けていることを考えるとビミョーだ。

ハッキリ言って、BA.5に対する有効性(この表現は、一般に「発症予防効果」に対して使用されるようです)は、皆無と言ってもいいかも知れない。

しかも、接種が開始される時期に流行しているであろうBA.2.75に対しては、おそらく爪の垢ほども効き目がない可能性もある。

重症化予防効果については、公表されているデータからは分からないが、一定程度は期待できるのかも知れない。

ワクチンの重症化予防効果は、高齢者など免疫機能が衰えている人の場合、経時的減弱が早い。

つーか、そもそも、ワクチンによる免疫の賦活自体が弱い。

ファイザーなんて、55歳未満は対象にすらしていないからな。

「本当にオミクロン株対応で、従来のワクチンに比べて抗体価が20倍、30倍くらいまで上がるということであれば、新しいワクチンをぜひ使ってくださいとなります。」

最も高い値(中和抗体価)をみても、2倍未満に過ぎない。

この位置付けをどうするかというのは、現段階では特にビミョーだ。

「しかし、オミクロン株対応とみんなが期待して、新しいワクチンが出るまで待とうとなってしまうと、今感染が厳しい状況の中で抗体が低いまま過ごされる方が出てくるので、それを考えると、このタイミングだからこそ早めに打っといた方がいいと思います。」

すでに、今回の流行(第7波)はピークアウトの兆しが出始めている。

今、ワクチンをうつということは、接種間隔を考えれば、次回の接種が年明け以降になることを意味する。

次の流行に間に合わないわけだ。

ここは、未接種者(主に3回目未接種の若年者)は、新しいワクチンの登場を待ってからの方が有利になると言えるかもしれない。

ワクチンの接種を促して、流行を抑え込みたい当局にしてみれば、皮肉な状況ということになる。

「3回目4回目の対象の方は、オミクロン株対応のワクチンを待たないで、とりあえず打つことが本当の選択」

まあ、4回目接種の対象者は、後から強引に追加になった医療関係者は別としても、もともとリスクベネフィットを考えれば、選択の余地なく接種が推奨される人だからな。

自分自身のメリットデメリットを考えて、効果的なタイミングでワクチン接種を選択するのが正しい。

ワクチン接種には、明確なリスクが伴っている。

発熱などの一過性の副反応だけではない。

最悪、死亡するリスクも内在している。


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