ドローンを操縦して、間違って民間人爆撃したりするかもしれないからな(そういうのは、AIがやってくれんじゃないのかあ?)。
重要なことはただ一つ。
ヘルメットを脱ぐことが出来る点だろう。
パソコンの電源を切るように、スマホの画面を閉じるように、仮に不自由だとしても、生身の身体に戻ることが出来ることが大切だ。
胡蝶の夢のように、どちらが現実か分からない状況にだけはならない方がいいように思うんだがな。
フォースが使えないからといって、不幸であっていいわけではない。
が、それは、ある程度、自前の機能で日常生活が営めている浮沈子の独りよがりである可能性もある。
フォースが使えないと、いろいろ不便なことになるかも知れない。
現に、浮沈子は単焦点の眼内レンズを入れたことで、老眼鏡がないと細かい字は読めないからな(多少は何とかなりますが)。
同じではないだろうが、何がふつーかというのは、人によっても時代によっても変わってくるからな。
その辺りの兼ね合いとかが、今後は課題になるだろう。
21世紀になって、未来はすぐそこにあるような気がしているけど、実際にはそうではない。
いや、そうじゃなくて、「未来」というのは、昨日とはほんの少し異なる今日の「現実」のことなのかも知れない。
ニューラリンクの治験が順調に進んでいることは喜ばしいことだ。
昨日とは、ほんの少し異なる今日の現実を感じることが出来る。
(夢十夜)
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「百年、私の墓の傍に坐って待っていて下さい。きっと逢いに来ますから」
・・・
「勘定しても、勘定しても、しつくせないほど赤い日が頭の上を通り越して行った。それでも百年がまだ来ない。しまいには、苔の生えた丸い石を眺めて、自分は女に欺されたのではなかろうかと思い出した。」
・・・
「自分が百合から顔を離す拍子に思わず、遠い空を見たら、暁の星がたった一つ瞬いていた。」
「「百年はもう来ていたんだな」とこの時始めて気がついた。」
未来って、そういうものかもな・・・。
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