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スターライナー:来年も飛べない?
(NASA、スターライナーの初飛行をさらに延期)
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「NASAは10月15日の声明で、2025年2月以降に予定されているISSへのクルー10ミッションと、7月以降に予定されているクルー11ミッションの両方でクルードラゴンを使用すると発表」
やれやれ・・・。
「今年初め、NASAはボーイングのCST-100スターライナーが2025年初頭のミッションに間に合うように認証されることを期待していた。」
大番狂わせだな。
「スターライナーの次回飛行の時期と構成は、ボーイングのシステム認証への道筋がよりよく理解され次第決定される」(NASA)
「NASA〓〓は、2025年にスターライナーを飛行させる可能性を含め、システム認証を最もうまく取得するための選択肢を検討している」(同上)
ええっ?、だって、7月以降に予定のクルー11ミッションは、ドラゴン2でやるわけでしょ?。
つーことは、CFT-2を実施するのか、無人のOFT-3を実施することになる(OFT-3はもちろん、CFT-2も正規のミッションじゃないからな)。
「スターライナーの帰還時、NASA当局は、宇宙船のスラスター問題とヘリウム漏れにもかかわらず、スターライナー1に直接進むことができると示唆していた。」
誰がどう考えても、それはないだろう!。
「現在、データレビュー中です。もう一度テスト飛行が必要かどうか、決断する必要があります」(NASAのパム・メロイ副長官)
「データレビューの完了予定はない」(同上)
永遠に飛ばないのかあ?(そんなあ!)。
まあ、どうでもいいんですが。
ちょっと気になる話も出ている。
「将来の商業乗組員飛行に関するもう一つの未解決の問題は、NASAとロスコスモスが今後もソユーズと商業乗組員宇宙船の座席を交換し続けるかどうか」
「どちらかの宇宙船が長期間地上に留まった場合に、両機関が確実にステーションに駐留できるようにすることを意図」
それを止めちゃうってことなのかあ?。
「ロスコスモスの関係者は8月に、ロスコスモスの宇宙飛行士のみで構成される次の2回のソユーズ飛行、2025年後半のソユーズMS-28と2026年のソユーズMS-29の乗組員名簿を発表」
そーか、ロシア側が問題を振ってきたわけだ。
「NASAとロスコスモスが座席交換協定の延長に合意すると確信している」(NASAのビル・ネルソン長官)
「それはやがて実現するだろう。通常の交渉になるだろう」「フライトが引き続き統合されることを我々は完全に期待している」(同上)
仮にスターライナーが飛ばなかったとしても、この取り決めに影響は生じないはずだ。
むしろ、実績のない宇宙船(=スターライナー)を導入する際に、一時的に見送られることは有り得る。
ロシア側が、安全性を評価する時間と機会(実運用の実績)が必要だからな。
意思疎通を十分に行い、以前のように政治的影響を持ち込まないようにしてもらいたいもんだな・・・。
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