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スターシップ:IFT-6:メカジラキャッチならず
(決定的な瞬間はスターシップが発射台から飛び立ってから38分後に訪れた。)
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「SpaceXはスーパーヘビーブースターをキャッチすることはできなかったが、スターシップは軌道飛行の瀬戸際にいる。」(副題より)
だから言わんこっちゃない!(って、1回くらいは言わせてくれ!)。
インテグレーテッドフライトテスト6では、スーパーヘビーブースターの発射台への帰還は実現せず、機体はメキシコ湾の藻屑と消えた(どうやら爆発したようですな:「やったー!」とかは言わない)。
着水は制御され、穏やかなランディングだった(後刻、録画で見ました:今朝は寝坊したので・・・)。
テスト自体は、それ以外は一見上手くいったような感じだ。
軌道上再点火も成功した(画像参照)。
浮沈子は、てっきり真空ラプターの点火だと思っていたんだが、テレメトリーからのデータを表示しているモニターで見る限りは、大気圏内用の通常のラプターが点火している。
「エンジニアたちがこの飛行でテストしたいと考えていた最も重要な新しいことの 1 つは、打ち上げから約 38 分後に起こりました。」
うーん、正確には37分45秒後だがな。
「そのとき、スターシップは6基のラプターエンジンのうち1基を再点火し、飛行経路をわずかに調整した。点火はわずか数秒で、衝撃はわずか時速48マイル(77キロ)の速度変化、つまりデルタVと小さかったが、今後のミッションで宇宙船が安全に軌道を外れることができることが実証された。」
点火していた時間は約5秒間。
「この成果により、スターシップはまもなく地球周回軌道に乗り、スターリンクインターネット衛星を展開したり、宇宙での燃料補給実験を実施したりすることが許可される見込みだ。」
「スターシップにスターリンクを搭載して打ち上げることで、スペースXは商業消費者向けブロードバンドネットワークの容量と範囲を拡大することができ、その結果、マスク氏はスターシップに再投資するための収益を得ることができる。」
1段目の回収に失敗したからな。
スターリンクV2衛星の打ち上げに、本格的に踏み切るかどうかは未定だろう。
現状では、自社事業としても大赤字だ。
「軌道燃料補給は、低地球軌道を超えたスターシップの航行を可能にし、NASAのアルテミス計画に有人月着陸船を提供するというスペースXとNASAの数十億ドルの契約を履行する。」
まあ、こっちは1段目がどうなろうと、期限に間に合わせなければならないからな。
「同様に、軌道上で極低温推進剤を輸送することは、スターシップを火星に送るための前提条件であり、赤い惑星に居住地を作るというマスク氏の夢を現実のものにすることとなる。」
こっちはどーでもいい!。
「宇宙でラプターエンジンが再始動するのを見るのは興奮する。軌道飛行に向けた大きな前進だ。スターシップの成功はアルテミスの成功だ。我々は力を合わせて人類を再び月に送り、火星を目指す」(ビルネルソンNASA長官)
来年にはクビになっちまうだろうからな(トランプに、お前はクビだ、出ていけ〜!って言われてな:そんなあ!)。
「炎上する打ち上げや着陸のような派手さはないが、エンジンの再点火はスターシップ開発の新たな段階を切り開くものだ。スペースXはこれで、このロケットがかなりの信頼性をもって宇宙に到達できることを証明した。」
スティーブンクラークの指摘は妥当だ。
墜落激突爆発炎上木っ端微塵だけが飛行テストの華ではない(華なのかあ?)。
弾道軌道上で、たった5秒間、海面ラプター2を1基だけ点火しただけだが、このテストの重要さに注目しているというのはさすがだと感じる。
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