欧州大戦争:ウクライナ戦線:米ロvs欧州+ウクライナ
(トランプ氏、ウクライナ大統領は「独裁者」 「選挙拒否」「支持率低い」と批判)
[URL]
「早く行動した方が良い。さもないと国は残らないだろう」(トランプ米大統領)
この24時間の報道は錯綜している。
ウクライナや欧州の頭越しにロシアとの交渉を爆速で進めている米国は、停戦を最優先と位置づけ、ロシアに塩を送り続けている。
戦闘停止→ウクライナ大統領選挙→停戦調印というストーリーも報じられているけど、いったいどうやったら停戦させられるのかも不明だし、ゼレンスキーが戒厳令を解除して大統領選挙を行う見込みはゼロだ。
つまり、このプランはブラフということだな。
資源などの割譲を迫る米国の申し出を、軍事支援の確約がないとしてあからさまに拒絶し、独裁を続けるゼレンスキー政権を屠るのは簡単だ。
米国が軍事支援を停止するだけの話だ。
が、それはウクライナという国家の喪失と同義だ。
トランプは、ゼレンスキーの退場と親露政権の選択というもう一つの道をウクライナ国民に示した。
あなた方には、直ちに戦闘を終え、国土の8割の保全とロシアと共に歩む道も残されている・・・。
トランプは、水面下でこのプランをウクライナに提示したに違いない(未確認)。
CNNが報じた記事は、こういう前提を踏まえてようやく理解できる。
(トランプ氏、ロシアとの戦争は「ウクライナが始めた」と主張)
[URL]
「トランプ大統領は、ウクライナのために「ほぼすべての土地を彼らに与え、誰も死ぬことのなかった」取引ができたと主張。「だが、彼らはそのようにしないことを選んだ」と結論付けた。」
「決して起こるべきではなかった戦争を米国なしでも続けることを許した指導者がいる」
これは、過去(2022年2月のロシアの本格侵攻)の話ではなく、裏で提示された条件に対するウクライナの回答を踏まえたものに違いない(そうなのかあ?)。
たとえそうでないとしても、現状のウクライナに残された道は、米国の支援がなくても欧州の支援だけで戦争を続けるか、トランプ政権と歩調を合わせて停戦に応じるかの2つしか残されていない。
「早く行動した方が良い。さもないと国は残らないだろう」(再掲)
米ロの雪解けは急速に進んでいる。
文字通りの日進月歩と言っていい。
ロシアは、依然として攻撃の手を緩めていない。
(プーチン大統領、米露協議に満足感 「露軍がクルスク州でウクライナ国境越え」と戦況説明)
[URL]
「露軍は前線全体で前進している」
「ウクライナ軍の越境攻撃下にある露西部クルスク州で「露軍部隊がウクライナ国境を越えるとの報告を先ほど受けた」とも述べた」
どっちもプーチンの発言だけで、真偽のほどは分からない。
一部では、ウクライナが反撃に成功したという話もある。
(将来の停戦ラインを巡る戦い、ロシア軍の前進テンポが東部戦線で加速)
[URL]
「ウクライナ軍がT-0504のジャンクション一帯を奪還してロシア軍をC-050905沿いに押し戻した」(DEEP STATE)
もっとも、それ以外では押し込まれっぱなしだがな。
トランプの発言については、書きかけては何度も没にしている。
事実誤認(意図的かあ?)や、無謀なプラン、ロシアもびっくりの提案など、ワケワカな情報が飛び交っている。
もう、何が本当なのかが分からない。
セコメントをする