欧州大戦争:「ミクロン」と核の傘
(核の傘拡大示唆のマクロン氏やゆ、ロ前大統領「退任惜しまれず」)
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「「ミクロン氏」と記して「(同氏)自身は大きな脅威ではない。遅くとも2027年5月14日までには永遠に姿を消し、惜しまれることはないだろう」」(いつの間に「改名」したんだあ?。)
ったく、メドベージェフは相変わらず口が悪い。
先日、米国大統領執務室でゼレンスキーに噛みついたバンスとともに、次世代の米ロを統べることになるかも知れず、先が思いやられる。
まあいい。
「マクロン氏(もちろん、こっちが正しい!)は5日夜にテレビ放映された国民向け演説で、欧州はロシアの脅威に立ち向かわなければならないと訴え、フランスの核の傘を欧州同盟諸国に拡大することについて議論する用意があると提案。」
ロシアの欧州侵攻が時間の問題となる中、フランスは欧州の盟主としての存在感を発揮しようとしている。
(仏大統領、欧州への核の傘拡大検討を示唆 米政権への懸念認める)
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「 フランスのマクロン大統領は5日、ロシアは欧州全体にとって脅威であるとし、フランスの核の傘を欧州の同盟諸国に拡大することについて議論する用意」
「欧州の核保有国はフランスとイギリスのみ」
浮沈子の妄想の中では、ウクライナが密かに開発していることになってるんだがな。
まあ、どうでもいいんですが。
「しかし、将来のドイツ首相の歴史的な呼びかけに応えて、われわれの(核)抑止力を通じて欧州大陸の同盟国を守るための戦略的議論を始めることを決定した」(マクロン大統領)
「米国が「われわれの側に留まる」と信じたいとしながらも、それが事実でなくなった場合に備えて欧州は備えていなければならない」(同上)
フランスの核弾頭保有数は300発弱(290発)といわれ、200発程度(225発)の英国よりはやや多い。
それぞれ数千発を超える米ロや、500発超から1000発程度に増産中の中国とは異なる。
英仏の核配備は原潜搭載のSLBMに限られており、米ロ中のような多様な運用形態は持たない(フランスには若干のバリエーションがあるようです。<以下追加>参照)。
英国は、原潜搭載ミサイルについては米国に依存しており、欧州独自の核戦略としては馴染まない。
ミクロン(もとい、マクロン!)の鼻息が荒くなるのも無理はない。
ドイツのメルツが次期首相に収まる公算の中、ウクライナ支援や米国の欧州撤退の構図を踏まえてのタイミングなわけだ。
「次期ドイツ首相への就任が見込まれる中道右派キリスト教民主同盟(CDU)のメルツ党首は、北大西洋条約機構(NATO)が6月まで「現在の形態」を維持するかどうか疑問視し、核防衛拡大についてフランスと英国との協議を求めた。」
こういった動きに対するロシアの反応は興味深い。
(米は現実路線にシフト、EUは対立姿勢崩さず=ロシア外務省)
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「米ロはこのところ、ウクライナ停戦を巡り両国の高官協議を行うなど関係改善の兆しをみせており、欧州同盟国の不安をかき立てている。」
「ザハロワ氏は「欧州のエリート」はルソフォビア(ロシア嫌悪症)にとらわれ、欧州諸国は和平に関心がないため再軍備を進めていると主張した。」
つまり、この流れを作っているのは米国の態度豹変ということだな。
<スタート>
トランプ政権への交代
→米ロの関係改善
→欧州同盟国の不安
→欧州の再軍備
→ミクロン(マクロン!)の核の傘
→欧州大戦争?
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