〓我田引水:スマホ弄りでボケ防止
2025-04-25


我田引水:スマホ弄りでボケ防止


(新しいテクノロジーを使う高齢者は認知症や認知機能低下のリスクが低いという研究結果)
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「50歳以上の中高年を対象にした新たな研究では、スマートフォンやSNSといったテクノロジーを使用する高齢者ほど、認知症や認知機能低下のリスクが低いことが示されました。」

最近、ジャンクなスマホを手に入れ、弄り倒している浮沈子にとっては朗報だな。

「テクノロジーに依存した状態が続くと、認知能力が低下してしまうのではないかと懸念する人も」

手軽に知識が手に入るという点では、確かにそういう懸念もある。

一方で、ネットで得られた知識を確認したり、活用する能力が新たに求められているとも言われている。

ここでは、そっちの話ではなく、新しいテクノロジーに触れたり、それを使いこなす技術を身に着けるデジタルリテラシーが認知症の予防に繋がるのではないかという研究結果が得られたということのようだ。

「50歳以上の中高年41万1000人以上を対象にした合計57件の先行研究データを分析し、デジタルテクノロジーの使用と認知症や認知機能の低下についての関連性を調査」

「テクノロジーを活用する人は認知障害リスクが58%低いという相関関係がみられる」

「テクノロジーを使う50歳以上の人々は、時間経過と共に生じる認知機能の低下率が26〜34%も低い」

注意すべき点としては、因果関係を証明したということではないことだな。

「今回の研究はあくまで関連性を調べたものであり、直接的な因果関係を示したものではありません。」

「それでも、テクノロジーの使用と認知機能低下のリスク軽減の関連性は、職業・教育・社会経済的地位といった要因を考慮しても維持されたと報告されています。」

大いに期待しても良さそうだ。

「テクノロジーが認知機能を維持するメカニズムとしては、「社会的なつながりの維持」にテクノロジーが役立っている可能性が挙げられています。ビデオ通話やメール、メッセージングアプリなどのテクノロジーは、人々のコミュニケーションやエンゲージメントを促進する」

これは重要な指摘だろう。

浮沈子のように、自己完結して満足しているというのは、この観点からはボケ防止に繋がる行為とは言えないかも知れない。

まあ、こうして、ブログネタにしたりして、一方通行ではあってもコミュニケーションを図ろうとしているわけだから、話半分くらいの効果はあるかもしれない(未確認)。

「また、認知症の診断は認知機能の低下によって日常生活が困難になった場合に下されますが、スマートフォンやPCのリマインダー機能、GPSナビゲーション、オンラインバンキングといったテクノロジーにより、高齢者の認知機能が多少低下しても自立して暮らしやすくなっている可能性もあります。」

うーん、デジタルリテラシーが、認知症認定に下駄をはかせている可能性を指摘しているわけで、統計上のノイズになっている可能性もあるわけだ(そういうことかあ?)。

「一部の人々が恐れていたような『デジタル認知症』を引き起こすどころか、教育・収入・身体的健康を考慮した後でも、テクノロジーへの関与は一貫して脳の健康改善に関連していました」「私たちのデータは特に認知的な問題に挑戦し、つながり、補うことをサポートするような方法で、高齢者にテクノロジーとの関わりを推奨することが、認知的健康を促進する強力なアプローチになり得ることを示唆しています」(テキサス大学オースティン校の神経心理学者であるジャレッド・ベンジ博士:今回の研究における共同研究者)


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[ノンセクション]

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