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中東情勢:おまいにだけは言われたくない:ロシアの非難
(プーチン氏、イスラエルのイラン攻撃を非難「国連憲章・国際法違反」)
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「国連加盟国の主権、国民、平和的な都市、そして原子力エネルギーインフラに対する無謀な軍事攻撃は、断じて容認できない」(ロシア外務省)
世界で一番言われたくない国からの、だが至極もっともなメッセージだ。
こっちも、大国のダブルスタンダードだな・・・。
「ロシアは「中東全体にとって最も悲惨な結果をもたらす現状の解決」に向けて尽力している」(クレムリン)
具体に何やってるかは知らない。
「ウラジーミル・プーチン大統領は、ロシアがイスラエルの行動を非難することを強調した。こうした行動は国連憲章と国際法に違反する」
つまりだな、ロシアは何もかも分かってやっているのだ。
「ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は、イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相およびイランのマスード・ペゼシュキアン大統領とそれぞれ電話会談を行った」
「緊張のさらなる激化を防ぐため、仲介役を務める用意がある」(プーチン氏)
両国の首脳に直接コンタクトを取ることが出来るのは、プーチンくらいだろう。
イランは、まあ当然としても、イスラエルと接触を維持しているというところは重要だ。
「プーチン氏をはじめとするロシア高官は、パレスチナ自治区ガザ地区におけるイスラエルの行動も非難しているが、これまでのところイスラエルとの実務関係は維持している。」
イスラエルは、米国から手に入れたパトリオットシステムをポーランド経由(米軍に返した形をとったようです)でウクライナに引き渡したけど、そのことを大っぴらにはしたくない意向を示していた。
レバノンとの対立関係で、ロシアとは一定の接触を維持してきたようだ。
この辺りが、浮沈子も良く分からないところで、中東情勢の複雑怪奇なところだ。
敵の敵は味方じゃなく、味方の敵は敵じゃない。
この状況で、イランを説得して反撃を思い留まらせることが出来るかどうかは分からない。
イスラエルの攻撃は今も続いているからな。
(イスラエルが「世界最大」のガス田攻撃 イランもミサイルで反撃)
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「攻撃を受けたのは南パルスガス田。少なくとも2回爆発があり、火災が発生した。間もなく鎮火したが、被害を受けた施設はガスの生産が止まった」
「首都テヘラン郊外の石油貯蔵施設も攻撃を受け、火災が起きた。」
「イランはイスラエルがエネルギー施設を攻撃すれば、同様の標的に報復するとしており、今後も反撃を拡大させるとみられる。」
目には目を、歯には歯を。
イランがイスラエルの核関連施設を狙うかどうかは分からない。
(イスラエルの原子力開発と原子力施設:本文展開のこと)
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「原子力研究開発:
イスラエル原子力委員会は、ソレク原子力研究所とネゲブ原子力研究所をもっており、これらの研究所は次の研究炉で原子力の基礎研究を実施している(表3参照)。
a)ソレク原子力研究センター(所在地:ヤフネ)
アメリカ製のIRR〓1(熱出力5MW、スイミングプール型、1960年6月臨界)
b)ネゲブ原子力研究センター(所在地:ディモナ)
フランス製のIRR〓2(熱出力25MW、天然ウラン・重水減速炉、1963年12月臨界)
また、フランスからの技術導入による再処理施設(ディモナ)、重水工場(レホポット:レホヴォト?)、燃料加工工場(ディモナ)などを持つ。図2にイスラエルの原子力施設地図を示す。」(画像参照)
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