ケロシンは航空燃料なので、リッター30円(中身は違うだろうが、ここではこの単価を使う)だが、液体酸素は50円、液体水素は1000円位する。
(液化酸素、水素ガス、ヘリウムガス - 宇宙航空研究開発機構)
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1段目に使われているF−1エンジンは、「毎秒976リットル(788kg)の燃料と1,565リットル(1,789kg)の液体酸素を燃焼室に供給する」とあるので概ね1200立方メートルのケロシンと1800立方メートルの液体酸素が使われることになる。
2段目と3段目は、J−2エンジンであるが、混合比が5.5とある。「混合比は,酸化剤流量と燃料流量の比で表される」ということらしいので、液体水素の割合が多いことになる。完全燃焼させてH2Oができるわけではないのだ。
(打ち上げロケットの燃料混合比について)
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で、400立法メートルの液体酸素と2200立方メートルの液体水素が使われる。
締めてケロシン3600万円、液体酸素1億1千万円、220億円の液体水素ということで、221億4600まんえんになる(液体水素、高いですねえ!)。
スペースX社のマーリンエンジンが、ケロシン系燃料を使用している訳が良く分かる。
ちなみに、燃費とかをロケットで考える時は、どうしたらいいのだろうか。
宇宙空間をいくらでも飛んでいられる衛星になれば、事実上無限の燃費になるともいえる。太陽系を脱出して恒星空間に飛んでいってしまうボイジャーとかは、めちゃくちゃ燃費がいいことになる。
(ボイジャー計画:現状)
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180億キロくらい飛んでいるので、燃料5000立方メートルとしてもリッター3600kmで、アルトエコなんて目じゃない(まだまだ、行けます)。
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