燃料タンク
燃料タンクについては、給油の時くらいしかお世話にならないと思ったら大間違い!。
いつ、いかなる時も、お世話になっているのだ(だって、燃料が無ければ走らない)。
(【スズキ アルトエコ 登場】縮小されたタンク容量は実用上気になるか?)
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この記事によると、燃費を稼ぐために、燃料タンクに上げ底してわざわざ容量を減らしているという。
ここまでやると、本末転倒どころか、航続距離という性能を落としてまでカタログ上の燃費を稼ぐという、「愚挙」以外の何物でもない。
エコしようと思えば、20リットルしかガソリンを入れなければいいんだから。ユーザーを馬鹿にしているというか、馬鹿なユーザーを相手に商売しているというか、馬鹿馬鹿しい話だ(なんちゃって!)。
レギュラーガソリンだから、どうがんばっても3000円未満の給油しかできない。羨ましい限りである。
ボクスターや300Eは64リットルで、ハイオク満タンはおよそ9000円くらいだったが、500Eになると90リットルというスーパーカー並みのタンク容量である。
諭吉が飛んでいく!。
しかしだ、こんなもんで驚いてはいけない。
(ISUZU:トラック大図鑑『燃料タンク』)
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400リットル×2で800リットルだと!。軽油満タンで10諭吉くらいか。燃費はリッター3キロくらいだろうから、2000キロ以上の航続距離になる。
航続距離と燃料とくれば、航空機である。
(旅客機の燃料タンク - JAL - コックピット日記)
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1バレル60米ドルというのが、燃油サーチャージなしの価格になるので、ざっと60×80÷160で、リッター30円(安っ!)で計算すると、21万7千リットルを飲み込むジャンボの場合、600万円以上になる。実際には、ジェット燃料はもっと高いので、運賃に差額が乗せられているわけである。燃費は、リッター50メートルくらいか。
ここまで来たら、いくところまでいくしかない。
(最新鋭コンテナ船の環境負荷低減仕様について)
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8000から9000立方メートル(!)とあるので、リッター換算すると800万から900万リットルということになる。1キロリットルのC重油の価格が6万7千円くらいだというから、満タンにすると5億円とか6億円になる。
(燃料油価格推移表(平成6年度~平成24年度))
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実際の運行で満タンにすることはないのだろうが、燃費はなんとリッター185cmという記事があった。
(燃費1.9m/L??)
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これで終わりにしようかと思ったが、上には上があるのだ。
(サターンV)
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約1億6千万馬力という、「現在までのところ人類が開発したものの中では最も高出力のエンジン」に食わせる燃料は、総重量の93パーセントとある。
1段目は42mの高さで直径が10mというから、概ね3000立方メートル、2段目は全長は24.9m、直径は第一段と同じ10mで2000立方メートル、3段目は全長は17.85m、直径は6.6mで600立方メートル、締めて5600立方メートルの燃料を食うことになる(外形寸法なので、容量はもっと少ないと思われる)。
コンテナ船よりは少ない。
しかし、価格は高いだろう。
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