2014-02-07
潜水器材の運用
2日目のSMS50の仕込み・・・。
というか、意外なほどフィットしてしまって、弄る所がない。
インフレーターホースも、ゴム紐と小さいスナップでOK。
左下から、右のDリングになんとか届く位置に。
排気バルブが右にあって、尻を上げただけでは抜けにくいので、体を傾けて(右を上にして)抜くとやりやすいとか、細かいティップスを伝授される(ほかにも、しこたま・・・)。
この辺りが、俄か仕込とはいえ、イントラに付いて習う意味があるんだろうな。
ダイバーとしての自立とは程遠い浮沈子の宿命である。
ダイビングとは、浮沈子の場合、器材をセットして、ローカルに運んでもらって水中で身につけ(通常、CCRなので)、上がって来たら器材を脱いでローカルに運んでもらって、その器材の3倍の自分の重量を、自分で運ぶ(さすがに、そこまで頼むのは気が引ける)ことである。
水中では、イントラの後や、ガイドの後をくっついて泳ぎ、たまに、仕込まれた芸を披露しては、忘れたことを思い出す。
まだ、セルフダイビングという、本来のファンダイビングというものをしたことはない。
オープンサーキットでも、全てガイド付きで、その指示に従い、なんとか一緒に戻ってくるというパターンである。
来週からのタイでは、プーケットの日本人向けサービスでは、現地の日本人スタッフは、サイドマウントのサポートは出来ないといわれている。
まあ、サポートもクソも、タンクのセットは自分でやるし、ビーチを引きずっていくのも自分でやるらしいから、純粋にガイドだけになる。
それでも、ナイトロックスは吸えるし、受け入れを断られることがなかっただけラッキーだ。
想定の範囲内である。
ピピには、サイドマウント(たぶんレクリエーショナルレベル)も教えているPADIのコースディレクターもいるし、現地ガイドも受講しているらしいので気楽だな。
ところが、イントラは、なまじサイドマウントを知ってるダイバーがいると、ああでもないこうでもないと、小うるさいことをいってくるから、むしろ煩わしいのではないかと心配してくれる。
影響されやすい浮沈子は、すぐにタイ式マッサージ(?)にはまってしまいそうだな。
ここは、ビシッと、おまいらのコンフィギュレーションはダサイ!、と決めてこよう!(当然、自分のことは棚に上げてますが・・・)。
まあいい。
ダイビングは、安全に楽しめればいいのだ。
洞窟に潜るわけじゃないし、沈潜に侵入するわけでもない。
ボートからのタンクの受け渡しについては、グアムとサイパンで経験し、およその状況は分かっている。
海が荒れていれば、1本乃至2本とも着けてからバックロールしてエントリーすることも考えた方がいいかも。
今日の後半は、プールサイドで、エントリー・エキジットの練習。
細かい手順を決めていく。
問題となるのは、背中に浮力があるのでタンクを受け渡しする際に、垂直になりづらいということ。
フィンで掻いたりしながら、こなすしかない。
通常もらってしまえば、水中で何とかするのだが、今日は水面で完全に装着することを基本として練習する。
ガスの節約なんだそうだが、なんだかやりづらいな。
水平姿勢になりやすいというサイドマウント器材の長所が、ここでは裏目に出る。
タンクの受け渡しを前提にしたコンフィギュレーションなのに、その受け渡しがやりづらい器材なのだ。
こんなことは、どこにも書いてないぞ!。
リゾートダイバーを自認する浮沈子としては、ここのところを是非とも何とかしてもらいたいものだ。
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