攻撃型空母
(憲法と自衛権)
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「個々の兵器のうちでも、性能上専ら相手国国土の壊滅的な破壊のためにのみ用いられる、いわゆる攻撃的兵器を保有することは、直ちに自衛のための必要最小限度の範囲を超えることとなるため、いかなる場合にも許されません。」
専守防衛を国家戦略としている我が国では、攻撃的兵器の保有はご法度になっている。
例として挙げられているのは以下の通り。
「・大陸間弾道ミサイル
・長距離戦略爆撃機
・攻撃型空母」
初めの2つは分かりやすい。
(大陸間弾道ミサイル)
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まんまや。
(戦略爆撃機)
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「冷戦後は明確な戦術機と戦略機の区別がなくなっている」
うーん、あまり明確ではないようだな。
「・敵地奥深くに侵入するための航続力
・爆弾を多量に搭載する能力
・護衛戦闘機がつかない場合の防御火器、高々度飛行能力、高速飛行能力」
一応、航続力を求められているから、長距離飛ぶということでいいことにしよう。
しかし、3番目の攻撃型空母については、いろいろ問題がありそうだ。
航空機(ヘリや、無人機含む)搭載可能な艦船ということになると、大きさ、速力、航続力などは千差万別。
米国だって、原子力空母や強襲揚陸艦、ヘリ搭載の駆逐艦とか、様々だ。
保有が直ちに禁じられるということだから、明らかな敵地攻撃力を有し、専ら相手国国土の壊滅的破壊のみに用いられる艦船ということになる。
ややっこしいのは、搭載される航空機の性能にも左右されるということだろうな。
何を積むかで、変わってきてしまう。
足の長い爆撃機を積んで、更には破壊力の大きい爆弾とか抱えて飛び立てるなら、艦船はチンケでも、セットでの保有は引っかかるだろう(たぶん)。
兵器というのは、運用が全てだからな。
全てのハードウェアは、運用の奴隷だ。
(F35Bとは? 防衛省が導入検討と報道 護衛艦「いずも」で運用可能と言われるステルス戦闘機)
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「機関砲を移転するなど甲板を改装すれば、F35B戦闘機にも対応できると見られている。」
(F-35 (戦闘機))
[URL]
「F-35B:
・航続距離:>1,670km
・戦闘行動半径:865km
・兵装搭載量:6,804kg」
(いずも (護衛艦))
[URL]
「艦種:ヘリコプター搭載護衛艦(DDH)」
もちろん、直ちにセットにすることはないだろう(たぶん)。
ただし、いつでもできるというところがミソだな。
こういうのは、我が国は得意だからな。
(海自ヘリ空母「かが」就役 F-35Bは結局のところ搭載できるのか? その運用は?)
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「戦闘機を運用する上で阻害となる飛行甲板に設置された20mm機関砲「ファランクス」の移転や、必須ではありませんが船首に勾配を設けた飛行甲板「スキージャンプ」を設けるなど、それほど大きくない改修のみで対応は可能とみられます。」
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