ニュースは新型コロナウイルス肺炎で溢れかえっているが、武漢に気化爆弾を投下するほどではない
このブログを書き始めたのは、1月23日の午後2過ぎだが、この時点では、WHOは「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態(Public Health Emergency of International Concern、PHEIC)」を宣言していない。
(国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態)
[URL]
「世界保健機関 (WHO) 加盟国はPHEICを検知してから24時間以内にWHOに通告する義務を負い、WHOはその通告内容に応じてPHEIC拡大防止のための迅速な手段を講じる。194か国に通じる法的拘束力をもってWHOによる疾病の予防、監視、制御、対策が施され、強制力はないもののWHOは出入国制限を勧告できる。」
本質的に、こういう事態は極めてまれだ。
新型インフルエンザや未だに続いているコンゴ民主共和国におけるエボラなんて、浮沈子に言わせれば茶番だ。
まあ、インフルエンザは突然変異すればやばいかも知れないが、その出現の確率は低い。
感染率と死亡率によって、その破壊力は異なる。
潜伏期間と感染期間による感染率が重要だ。
一般に、死亡率が高くなると、感染者は死んじまうので多くの人に感染させられないけど、感染方法が空気感染(飛沫「核」感染)だったりするとヤバイ。
一人の感染者が、20人とかに感染させるようになると、急速に広がるからな。
今のところ、新型コロナウイルス肺炎(名称未定)は、それ程の感染力はないようだ(未確認)。
致死率についても、バッタバッタと死んでいる様子はない。
多くは軽症で回復している。
メディアは大騒ぎしているけど、浮沈子はSARSの時のようなことにはならないと見ている(例によって、当てにはなりませんが)。
WHOは、更なる情報が必要ということで、PHEICの宣言を保留しているけど、おそらく適用しないのではないか(テキトーです)。
武漢市に対しては、移動制限を掛けているしな。
(武漢で交通機関を閉鎖 新型コロナウイルス、死者17人に)
[URL]
「中国・武漢市当局は23日、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、公共交通機関を一時閉鎖すると発表した。」
時期が悪い。
明後日は春節だ。
(春節)
[URL]
「中国・中華圏における旧暦(時憲暦)の正月(旧正月)である。中華圏で最も重要とされる祝祭日であり、新暦の正月に比べ盛大に祝賀され、中国や台湾のみならずシンガポールや大韓民国など9か国では数日間の祝日が設定されている。」
報道では、延べ30億人が移動すると言われており、国内・国外への感染者の拡散が懸念されている。
中国におけるこの間の海外旅行先のトップは我が国だそうだ。
やれやれ・・・。
何度か引用しているアウトブレイク(映画)には、気化爆弾というのが出てくる。
(アウトブレイク (映画))
[URL]
「1967年。ザイールのモターバ川流域で内戦に参加していた傭兵部隊に原因不明の出血熱が流行し、多数の死者を出した。調査の為に現地を訪れたアメリカ陸軍は想像以上の感染に驚き、感染者の血液を採取した後、隠蔽のため部隊のキャンプを燃料気化爆弾の投下で壊滅させる。」
「感染者の血液を採取した後」というところがミソだな。
セコメントをする