〓ウクライナ降伏不可避:計画
2024-03-13


ウクライナ降伏不可避:計画


(トランプ氏再選なら「ウクライナに一銭も出さない」とハンガリー首相 米支援停止で戦争終結と)
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「もしアメリカが欧州諸国と並んで資金と武器を提供しなければ、この戦争は終わる。もしアメリカが資金を提供しなければ、欧州だけでこの戦争への資金をまかなうことはできない。そうすれば、この戦争は終わる」(ハンガリーのオルバン・ヴィクトル首相)

「ロシアとウクライナの戦争を終わらせる方法について、トランプ氏には「かなり詳細な計画」があると付け加えたが、詳しくは語らなかった。」

「トランプ氏はこれまで、自分が大統領選で当選すれば「24時間以内に」戦争を終結させると約束している。ただ、その詳細は明らかにしていない。」

(ハンガリー首相 “トランプ氏 ウクライナに一銭も出さない”)
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「ウクライナとロシアの戦争には『一銭も出さない』と言った」

「トランプ氏から大統領に返り咲けばウクライナへの支援を打ち切る考えを伝えられたと明らかにしました。」

うーん、「かなり詳細な計画」にしては、簡単すぎる気もするけどな。

「ハンガリーのオルバン首相はロシア寄りの姿勢で知られ、EUによるウクライナへの巨額の資金支援に反対して実現を遅らせるなど物議を醸すとともにトランプ氏への支持も明言」

BBCの報道の中では、支援を貸し付けにすることにも触れている。

「(バイデン政権は)さらに600億ドルあげたいんだと言っている。だったらこうすればいい。その金を貸すんだ。(ウクライナが)うまくやれるなら、我々に金を返す」

返せなければ仕方ないという話は、以前にも別記事で読んだから真っ向反対というわけでもないようだ。

が、オルバンは金は出さない(兵器の現物供与を含む)と言ったと発言している。

矛盾しているように感じるがな。

トランプ政権は、おそらく、戦略的に公表していないんだろう。

世論の動きを見ている。

イスラエルの情勢やウクライナの情勢、ロシアの大統領選挙をめぐる情勢など、選挙戦を勝ち抜くためのツールとしてウクライナ問題を使おうとしている。

バイデン政権は、支援を約束しているからそもそも自由度がないし、下院共和党に足を引っ張られて罠に嵌った状態だ。

米国には、ウクライナ支援が過剰だと考える層が相当いる。

これらの票をうまく取り込まないと、接戦を制することができない。

イスラエル支援にしても同じだ。

世論は情勢によって動く。

政権にあって、実際の政策を繰り出しているバイデン側は、あまり世論に阿ってしまうと、政策の一貫性を問われるからな。

議会や国民に対する説明責任を果たせなくなる。

今回チャレンジャーのトランプは、まあ、ぶっちゃけ節操がないから、政策の一貫性とかはクソくらえだ(そうなのかあ?)。

正義とか、信念とか、そう言う何となく価値がありそうな話より、利益とか欲望とか金とかいう方が分かりやすい。

後出しじゃんけんで、確実に勝ち目を拾うには、余り早いタイミングで手の内を明かさない方が有利だ。

オルバンは、それでも、べらべらしゃべっちまってるけどな。

トランプ側も、そのことは想定しているに違いない。

詳細については明かさないように釘を刺しているところを見ると、金を出す気がないということはしゃべっていいことになっているのかもしれない。

本当に、一銭も出さないかどうかは知らない。

EUだって、離脱をほのめかしたり、第5条を平気で踏みにじる発言もあるけど、在任中に具体な手続きに及んだ話は聞かない。

政治的パフォーマンスの範疇に留まっている。

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[ノンセクション]

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