〓ニューラリンク:脳で「見る」
2024-03-26


ニューラリンク:脳で「見る」


ニューラリンクの「テレパシー」(念じるだけで、パソコンの操作が出来る仕掛け)が、人間の脳に「リンク」と呼ばれるデバイスを装着し、パソコン上のチェスの駒を動かして見せた話は既に書いた。

(ニューラリンク:チェスOK)
[URL]

「Neuralinkのヒト臨床試験を受けた半身不随の29歳男性が実際に考えるだけでゲームをプレイする様子がムービーで公開」

この件について、イーロンXでも記事になっているのでリンクしておく。

(Neuralink 脳インプラントを装着した最初の人間のユーザーは興奮して自宅でビデオ ゲームをプレイしています)
[URL]

「私たちはさまざまなことを試し始めました。動きを想像したり、麻痺した手を前後に「動かす」ことを試みたりしました。その後、自動的に動作し始めました。あとはカーソルを移動することを考えるだけで済みました。スター・ウォーズの「フォース」を使うようなもので、モニター上の特定の場所を見つめるだけで、カーソルがそこに移動します。」

「唯一の問題は、プレイを続けるために夜間にニューラルインターフェイスを充電しなければならないことでした。 8時間ほどプレイし、その後しばらく充電してプレイを続けました。私は今、このインターフェースを使って日本語とフランス語も勉強しています。」

「今年は間違いなく『X-MEN』のプロフェッサーXになるよ、ぴったりだからね。彼は車椅子に乗っていて、私と同じように念力を持っています。」

動物実験に対する批判が絶えないニューラリンクだが、こういう明るい前向きな話を聞くとホッとするな。

今のところ、大きな副作用もなく、快適に使えているような感じだ。

で、記事の中で、視覚障害を負ったサルの視覚を回復させる仕掛けの話が出てきた。

「Neuralink の次の製品は、Blindsight と呼ばれる視覚インプラント、つまりおそらく「ブラインド ビジョン」となるでしょう。それは実験用サルではすでに機能しています。」

「このようなデバイスの解像度は、最初は古い任天堂のゲームのグラフィックスのように低いですが、いつかは人間の目を超えるかもしれません。」

数日前に別記事になっている。

(イーロン・マスク氏、視力を回復できるニューラリンクの新プロジェクトを明かし、「インプラントはすでにサルで効果を発揮している」と語る)
[URL]

「イーロン・マスクは、生まれつき目が見えない人々に視覚を与えるという別のニューラリンク・プロジェクトが進行中であることを何気なく漏らした。」

「その技術はすでにサルでテストされている。」

「デジタルカメラのデータを、視覚野に直接送信できる電気インパルスに再パッケージ化できる」

「自社の次のサイボーグインプラントは失明に取り組むものだ」(写真のキャプションより)

「最初は今年 1 月下旬、そして今週水曜日に再度、マスク氏は自身の先見性のある視覚インプラントがすでにテストされていると明らかにした。」(同上)

カメラから網膜に信号を送り込んで映像を認識させようという試みは、これまでにもあった(<以下追加>参照)。

しかし、これはちょっと違う。

(視覚野)
[URL]

「visual cortex)という用語は、V1と略される一次視覚野 (または、線条皮質 (striate cortex、有線皮質とも)) 及びV2、V3、V4、V5と略される外線条皮質 (extrastriate cortex、有線外皮質、有線領外皮質とも) を示す。」


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[ノンセクション]

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