ポストISS:知られざる問題
(NASA、ISS後の低軌道での継続的な人間滞在の選択肢を検討中)
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「NASAは、国際宇宙ステーションから商業プラットフォームへの移行期間中、地球低軌道での「継続的な人間の存在」という要望を再考し、少なくとも一時的には宇宙飛行士が軌道上に常駐しないという選択肢も含めようとしている。」
リードを読んで、妙な違和感を感じる。
だって、中国の宇宙ステーション天宮には、タイコノートがいるじゃないの・・・。
「パム・メロイ副長官は、低地球軌道での継続的な人間の滞在が望まれるという「知られざる問題」について言及」
「さらに、今後30年近く継続して滞在した後には、軌道上に人間を置かないという国家の姿勢という要素もある」
「代替アプローチである「継続的な能力」は、継続的な存在を維持しなくても、軌道上に人間を滞在させる能力を保持することを意味」
もう、NASAは、ISSと民間宇宙ステーションとのギャップは埋められないと腹を括っているということだ(そうなのかあ?)。
「目標を達成するためには継続的な心拍が必要なのか、それとも乗組員が管理する機能のようなもので我慢して、継続的な心拍へと進化できるのか?」(NASA本部のISSディレクター、ロビン・ゲイテンス氏)
「我慢」なのかあ?。
「NASAの考え方は「継続的な鼓動へと収束し始めている」」(パム・メロイ副長官)
「商業宇宙ステーションへの乗組員や貨物の輸送サービスを提供する企業のビジネスモデルも維持される」
いったい、どっちなんだあ?。
「必要な最低限の能力が整い次第、ISSを軌道から外す予定です」(ゲイテンス氏)
「その最低限の能力とはUSDVと少なくとも1つの商業ステーションのこと」
「この2つの条件を満たす必要があります。」
どうもワケワカな記事だな。
ISSの寿命を延期するという選択はあるかもしれないが、ロシアモジュールの問題が足を引っ張る(2028年までの運用)。
民間宇宙ステーションが2030年までにうち上がらないことは確定的だ。
NASAは、そのギャップをISSの寿命延長で埋めようとしているのかもしれない(ロシアに泣いて縋って頼むのかあ?)。
そのための条件づくりをしようとしているのかもな。
まあ、どうでもいいんですが。
いずれにしても、中国が軌道上にいる限り、何の心配もないだろう(そういうことかあ?)。
無理しなくてもいいんじゃね?。
浮沈子的には、ISSの存続に未練はない(1日も早く落とした方がいいんじゃね?)。
宇宙空間に人類が常駐する意味は皆無だ。
AIを搭載したロボットでも置いておけば十分だろう。
どーしても間を開けたくないというなら、天宮にドッキングさせてもらうという奥の手もある(中国にも泣いて縋って頼むのかあ?)。
それでも米国の宇宙における存在は突出している。
が、その地位は確実に脅かされている。
NASAはお役所だからな。
見栄とメンツも重要だ。
ISSの延長予算を獲得するためのパフォーマンスは、これからも続くだろう。
ロシアに金がなければ、NASAの予算を流すしかない。
この話も、大統領選挙の影響を受けるわけだ。
その原資はSLSで支払うことになるかもしれない。
(ロケットレポート: ブルームバーグがSLSのキャンセルを要求、スペースXが100周年を迎える)
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「ブルームバーグ氏、SLSロケットの打ち上げ中止を要求:
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